いつも高橋まきこのブログを読んでくださるみなさま、ありがとうございます。もし、こちらを読んでいる中央区にお住まいの方で、パートナーからの暴力に悩んでいる方がいたらご連絡ください。最近は特にご相談が増えていて、心配しています。
暴力には「誰のおかげで生活できると思っているのか」といった精神的なものも含みます。
(参考)DV等被害者法律相談援助制度
よくある質問、が参考になります。
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中央区議会の決算特別委員会にて「配偶者からの暴力」への支援について確認しました。中央区は本年度末までに「男女共同参画行動計画2018改定案」を作成します。この中で「配偶者からの暴力行為・被害者保護」に取り組むとしています。
<中央区には配偶者暴力相談支援センターがない>
こちらのページ下部にある(センター一覧PDF)から確認できるのですが、中央区にはこの「ワンストップ支援センター」がありません。
中央区は「ワンストップ対応をとっていない。ネットワークにて連携している」とのことです。
具体的には女性相談を担っているブーケ21(八丁堀)と区役所6階の子育て支援課などの関係機関の連携となります。
<中央区には保護施設がない>
緊急の際など、警察の対応となるケースもあります。保護、となる場合もあるのですが、その施設は区内にありません。
私がお聞きしてきた方々も、警察や児相(新宿)の職員が対応や電話で確認をしてくれたとおっしゃっていました。しかしその存在は、緊急対応です。
地域に求められるはじめの一歩は、相談と寄り添いではないでしょうか。緊急事態となる、その前に相談できるところが身近にあること、今ある中央区のくらしをどのように安全に過ごせるかを一緒に考えてくれる存在が必要です。
私は、女性が安心して相談できる女性のための無料法律相談や、離婚前に今後のことを知る離婚講座など、の実施を要望しています。困ったらココ、を明確にした、温かく寄り添う相談の実現を求めています。