「モーハウス日本橋」を訪問し、光畑代表からお話を伺いました。当日はママズケア運営の助産師、南田理恵さん、中央エフエムの中山みかさんもお越しでした。産前産後ケア・支援について、私の議員インターンの大学生と共に、熱く話し合いました。
モーハウス日本橋では、母乳育児の相談のほか、南田さんの母乳マッサージも受けられます。
産後ヨガなどのコミュニティ活動も人気です。
孤独にしてはいけない。
産後うつや児童虐待など、胸がしめつけられる気持ちになりますが、孤独になった瞬間に、それらは背中合わせのものとなります。私たちの経験や、ママたちの声など「ひとりにしない子育て」について、私たちの思いはひとつです。
私と母乳育児。
幸せな子どもたちの表情と共に、今でも痛みと閉塞感は忘れられない思い出です。
モーハウスさんの授乳服とオケタニ式のマッサージは私たち母子の生命線でした。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。特に3人目の子育てでは、授乳服のおかげで、上の子どもと離れずに過ごすことができました。
私は乳腺炎になりやすい体質で、頻繁な授乳と疲れないことが大切でした。これらのバランスを崩すと、全身が震え、39度を超える発熱になります。胸は固くなり、赤く腫れあがり、子どもの抱っこも困難になります。授乳が停滞するので、子どももどんどん機嫌が悪くなります。
そうした時間的余裕がなく、自分で解決するのが困難なため、とにかく母乳マッサージの予約を緊急で確保し、タクシーに乗り込みました。抱っこ紐を使えず、子どものオムツなどの荷物を肩にかけられないので、私には、タクシーしか選択肢はありませんでした。マッサージと往復の交通費を負担に感じていましたが、他に方法がなかったのです。区内でマッサージの予約に十分な枠はなく、区外へのタクシー移動も頻繁にありました。
今はどのような状況なのでしょうか。
医療施設はコロナの影響で受け入れ困難かもと思います。
みなさまが中央区の母乳育児で感じていること、をお聞かせいただけたらと思います。
一人でも多く、少しでも近くに、相談や「つらいと言える」場所があるといいなと思っています。保健所の指導や相談のみならず、いろいろな立場や見方の方々と話す、多様な機会が重要です。「ママ友じゃない人」が必要だという意見もありました。本当は産前に伝えたいけど、出産という大きなヤマ、があり、なかなか産後のことが伝えきれないということも、深く共感しました。
女性のつながりをサポートするしくみづくり。コロナの影響を受け、困難で不安な状況が深まっているからこそ、一人でも笑顔で迎えてくれる人がいる居場所が、必要なのだと思っています。どんな居場所づくりができるのか。みなさまと考え、増やしていくために活動を続けます。