中央区では7月30日から、12歳から39歳までの方の予約受付が開始となります。接種券が届いた子どもの保護者のみなさまから、多くご相談を受ける子どもへのワクチン接種に関することについて、私なりに情報を整理してみました。国からのワクチン供給量が十分でないため、個別接種の医療機関を含めて、予約が受けにくい状況が続いています。
トピックス
【1】中央区の接種と対象年齢について
【2】ワクチンの情報
【3】子どもへの接種の考え方
【4】個別接種の予約方法
【5】副反応の相談と受診
【1】中央区の接種と対象年齢について
中央区の情報はこちらのページにまとまっています。
中央区の集団接種、個別接種では「ファイザー社」のワクチンを使用しています。ファイザー社は対象年齢を「12歳以上」としています。9月以降に12歳になる方については、対象年齢に達する前月末に発送します。(誕生日の前月末)
【2】ワクチンの情報
安全性など、ワクチンに関する情報は国から示されています。
【3】子どもへの接種の考え方
日本小児科学会が示している内容から抜粋します。
・国内では小児に対するワクチン接種後の副反応に関する情報はありません。
・若年者の方が高齢者より接種後に発熱、全身倦怠感、頭痛等の全身反応を認める割合が高いことが明らかになっています。
・接種前・中・後におけるきめ細かな対応を行うことが前提であり、できれば個別接種が望ましいと考えます。
・ワクチン接種を希望しない子どもと養育者に対しては、特別扱いされないような十分な配慮が必要と考えます。
【4】個別接種の予約方法
・個別医療機関名簿
かかりつけ以外や小児に接種できるか、こちらのページにてご予約前に確認ください。
参考:個別接種の予約の空き状況「コロナワクチンナビ」
【5】副反応の相談と受診
接種した医療機関へ相談、必要に応じて受診されるのがよいとされています。対応時間以外でお困りの際については、以下が参考となるかと思います。
・平日準夜間の小児科診療
中学生まで(15歳以下)の急病患者が対象
月曜日から金曜日の午後6時45分から9時45分
聖路加国際病院 小児総合医療センター
電話:03-5550-7040
・東京都副反応相談センター:03-6258-5802(24時間対応)
最新情報は各サイトを参考にご確認ください。
情報がない、探しにくい、という保護者のみなさまの参考になれば幸いです。
ワクチン接種や副反応などの体調不良時における学校欠席、遅刻、早退などの取扱いについては、中央区教育委員会に現在確認中のため、改めて今後のブログでお伝えします。
<参考>文部科学省:事務連絡