これまでの活動でも、中央区の区民のみなさまから「PPAP」への苦情を多くいただくこと、セキュリティ対策とならないことを伝えてきましたが、本日、改めて平井大臣から「既に廃止した」と聞き、国と地方自治体の距離感を感じました。
平井卓也デジタル改革担当大臣によるオンライン講演(青山社中フォーラムvol.54)に参加しました。特に印象に残ったメッセージは「コロナでアナログの価値を見直す機会になった。デジタルは裏で汗をかき、face to faceの世界をいかに幸せにしていくのか。その橋渡しをデジタル庁が担えたら」というもの。この一年余りを振り返り、腑に落ちました。
オンラインで札幌の友達にも、海外の友達にも、気軽に誘って会えるようになったことは嬉しいことだけど、オンラインで「空気を読む」「感じる」というのは限界もあると感じています。それを超えるアナログ(リアル)のありがたさが身に沁みます。
「PPAP」について平井大臣は「優先順位でより高いものと判断したので、すぐにやめた」とおっしゃっていました。当時「セキュリティ対策や受け取り側の利便性の観点から適切ではない」と説明していました。
参考記事はコチラ:パスワード付きzip、内閣府と内閣官房で26日から廃止へ 外部ストレージサービス活用 平井デジタル相(2020年11月24日)
一方で、中央区は今も変わっていません。仕方ない、のでしょうか。時間がかかる、のでしょうか。
=== PPAP ===
職員が外部向けのメールにファイルを添付して送信すると、ファイルのzipファイル化から別メールでのパスワード送信までを自動で行うシステム
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デジタル庁の進め方について、
・多くの方(民間企業)が関われるチャンスに
・失敗を恐れない
といった姿勢に期待をしています。
ベンチャー企業で働いていた頃は当然だと思っていましたが、行政は違いました。他人の失敗を嘲笑せず、共にチャレンジしていくことで、より速く、より遠くへ行けるのではないでしょうか。
スマホで読めないと、本当に困りますね。
みなさまの自治体、仕事などはいかがでしょうか。
ご意見をお聞かせください。
★★★★★★★
みなさまからのご意見もぜひお寄せください。お待ちしています。
※中央区から直接の返答を得たい場合は「区長への手紙」から伝えて求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。