いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
学びの多様化地方議員連盟 の視察にて、横浜市教育委員会のみなさまにご案内いただき、横浜市日本語支援拠点施設「ひまわり」の卒級式に出席して、日本語教室の様子を拝見しました。
【横浜市の日本語教育】
お子さまが来日して、まず横浜市の学校に就学することが決まったところ(就学通知書)がスタート地点だと言います。その時点で、日本語の「あいさつ」や「応答」が難しいお子さまに対して、この「ひまわり」をプレクラスとして活用する選択肢があります。
ひまわり/4週間、水・木・金の週に3日
このひまわりの修了後、またはあいさつなどの基本的なコミュニケーションがとれる場合には「日本語教室」という選択肢があります。在籍の学校に派遣された日本語講師によって、加配や抜き出しなどのフォローで支援していく内容となっています。拝見して気づいたことが、先生方の多さです。とても丁寧に指導をしている様子や、先生との信頼関係が深まっている様子をうかがい知ることができました。
実施・実現にあたっては、人材確保が重要かつ難しい点だろうと思いました。横浜市教育委員会によると、ボランティアを含めて交流センターなど、あらゆる拠点で声をかけたり、ネットワークを活用して誘っていただいたりということを日常で続けている「たゆまぬ努力」が結実しているとのことでした。不断の努力によって、こうした豊かな人による豊かな学びが届けられているのだと思いました。
6割が中国からお越しの方とのことですが、近年は希少な言語の方もいらっしゃる点がまた難しいとのことでした。

【在籍校へのサポート】
ひまわりで重要視しているのが「在籍校」で困らないように、入口で支援することだとのことです。入学・就学書類は日本の保護者でも負担で、書き方がわかりにくい点もある、とよくお聞きしています。そのほか、PTAや教員や学校との関係など、わからないことだらけの学校生活で孤立化してしまうこともあると言います。ひまわりの先生や保護者とのつながりが、いかに心強いものであるか、お聞かせいただきました。
【学習指導】
日本語学習指導の教材を独自につくったり、楽しく学べる工夫がたくさんありました。日本語の理解レベルが異なる人同士が交流できる工夫、場づくりも勉強になりました。
私が気になった点が、学校の教員指導の点です。各校の「日本語教室」の担当が、およそ半数は「初めて」とのことです。
▶︎学校教員指導者育成
1.初級:日本語指導者養成講座を年に7回
2.中級講座
3.リーダー養成講座:校長の推薦
こうしたプログラムを横浜市独自で実施しているとのことで、とても興味を持ちました。その教員が学校やその地域のコアになる存在でもあると思いました。



子どもたちの戸惑いながらもちょっと誇らしそうな様子が、期待あふれる、卒級式の子どもたちの笑顔と様子でした。これからも楽しく、日本の学校で学べるように願っています。
アテンドくださった、横浜市議会議員の増永あやこさん、ありがとうございました!

