性被害や性犯罪の予防 子どもも含むすべての人の安心のために

いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。

12月の都議会一般質問で取り上げた内容をお伝えしている、ブログ投稿の続きです。今回は、子どもも含む、誰もが安心して暮らすための「性被害や性犯罪の予防について」です。

★高橋まきこ 都議会一般質問のアーカイブは こちら からご視聴いただけます(令和7年第4回定例会 > 一般質問 2025.12.10)ぜひご視聴ください。議事録の速報は こちら から。

【子どもから性暴力を予防したい】
東京都は「東京都男女平等参画推進総合計画」の改定にあたり、中間のまとめを公表して、パブリックコメントを実施しました。私は東京都男女平等参画審議会にも委員として出席しています。

<まきこの問>この計画においては、より広く、子どもも含む、誰もが性暴力や性被害にあうことのないよう、予防に取り組む内容へと充実させるべきと考えますが、都の見解を伺います。

<東京都の答弁>
・子供を含むあらゆる世代への性暴力は重大な人権侵害であり、男女平等参画や女性活躍を阻害する要因
・審議会においても性被害の低年齢化を指摘する意見などが.あり、「中間のまとめ」では「痴漢をはじめとした犯罪・迷惑行為の防止」などを推進するよう提言
庁内各局とも連携し、性暴力や性被害の防止に向けた取組を改定する計画に位置づけ、誰もが安心して暮らせる環境づくりを推進

虐待、被害はあってからでは遅く、その心の被害も含めて、なかったことにはできません。だからこそ、全力で予防するしかない、のです。今、不十分と言わざるを得ない予防環境整備に本気で取り組みたいので、この一問に心を込めました。

【日本版DBS】
私はこの質問の中で「こども性暴力防止法」が施行されますが、性教育、ワンストップ相談センターや支援の連携など、全庁が一体となって、まず予防に取り組んでいただきたいと要望します」と言及しました。

こども性暴力防止法が2026年12月25日から施行されることになっています。こども家庭庁はフクロウのマークを活用するなど「性暴力から「こどもをまもろう、みんなでまもろう」という意識が社会全体に広がることを目指すとして、ガイドラインも示したところです。しかし、国から現場に落ちる予算はほとんどなく、実効性をいかに担保するか、大きな課題があります。だからこそ、国の第6次 男女共同参画基本計画の改定を待つことなく、正しく都の関連計画に位置付けていくことが大事だと考えています。国会がこの改定を先送りにしているので。

【配偶者からだけじゃない】
都の審議会では配偶者暴力対策について議論されています。配偶者暴力相談件数は高止まりしており、引き続き「被害者の支援」が必要です。民間支援団体の構成員の高齢化や財政難が指摘されているため、以下の質問もしました。

<まきこの問>配偶者暴力被害者の支援に取り組む民間団体が、持続的に活動を行うためには都の支援が必要と考えますが、見解を伺います。

<生活文化局長答弁骨子>
・配偶者による暴力被害者の状況は様々であり、支援においては、夜間や緊急時であっても、必要な対応を柔軟に実行できる民間団体の果たす役割は重要
・一方、こうした団体は小規模で資金や構成員の高齢化などの問題を抱えており、審議会においても行政による活動支援が,不可欠との意見
・今後も都が、民間団体の持続的な活動を後押して連携を推進することで、配偶者暴力被害者への切れ目のない支援環境を実現

被害者支援のネットワークづくりを予防や、配偶者以外の支援体制整備に活かしてほしいと思っています。

【辛い毎日を生きる子どもに希望を】
一般財団法人Second Birthday のお二人、ご夫妻と直接お話をさせていただく機会がありました。福山さんは実名を公表して、隠れることなく、勇気をもって活動をされています。それは、今を苦しむ方や、未来の子どもたちのために必要だから、そしてそれは緊急であるから、です。福山さんは、長年に渡り、実の父親から性的虐待を受け続けていました。地獄を生き続けた苦しさ、と振り返ります。

私は虐待予防の学びを続けていますが、珍しいことではなく、むしろコロナ禍に増えました。そして近年は青少年による性加害が増えています。子どもたちが被害者にも加害者にもなりやすい、今の状況をなんとか予防の徹底という形で、前進させたいと強く思っています。

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