Femtech Japan 2025 Innovation Pitch 審査に参加しました

いつもありがとうございます 高橋まきこ です。

表参道にて開催されましたFemtech Japan 2025(後援 東京都)に参加しました。今回は初めてとなるInnovation Pitchが開催され、審査員として参加させていただきました。審査員メンバー同士、短時間で熱く意見を交わし、なんとか受賞を決定しました。Femtech Japanは2021年10月の開催から、東京は8回目の開催となりました。私は初回から毎回参加させていただいていまして、その熱量の高まりや変化を実感しています。

【pitch 金賞は】
25の団体がエントリーしたpitchは、未来が明るくなるような最先端の取り組みから、老舗企業の長く歴史ある取り組み事例など、幅広いアプローチで、盛り上がりました。経済産業省予算を既に獲得している団体もエントリーされていて、そのご報告内容も興味深いものでした。金、銀、銅と特別賞2団体を決定しました。

金賞は「美容室はまちの保健室(R)」でエントリーされた、日本美容創生株式会社のみなさまでした。美容室が女性の健康相談の窓口機能を果たすというものでした。今回の発表では「更年期を迎える女性の心と身体の健康をサポートする更年期エコシステム」として、対象者を特定してわかりやすく伝えていただきましたが、その年代の女性に限ったことではない、という点も魅力的でした。

産婦人科医へのアクセスの難しさは、どの年代の女性にも当てはまる課題です。まずは自分の身体を知ることからというステップにおいて、大きなハードルのひとつになっています。どのように相談できるドクターにアクセスできるか、また地方においては産婦人科医が大きく減少しているために、そもそも近くに女医がいないなどの問題が、地方を中心に話題になって久しいものです。

発表者のお話では「既に美容室はまちの相談拠点として機能を果たしている」とのことでした。全国への展開においては、人材育成や教育といったことが重要になると思いますし、その先に広がりの価値が求められていると思います。

医療機関のみならず、サテライトとして拠点となる場所や人が増えることが、フェムテックの広がりにおいては、とても重要な点です。

【社会全体の課題解決へ向けて】
イベントは東京都も後援していますが、開催場所である港区から保健所がブース出展されていて、好評でした。


女性も男性も、課題は当事者だけのものではなく社会全体の課題として捉えるといったことが、この会場内ではいつも、当たり前の共通認識であるところが、このイベントで素晴らしいと感じている点です。イベントはブースもpitchの発表も、男性が多く参加されています。何より主催として牽引されている方も男性です。

高橋まきこはこれからも
フェムテック地方議員ネットワーク のメンバーのひとりとして
Femtech Japan認定資格取得者のひとりとして
女性のひとりとして
母のひとりとして
政治の立場からも、この課題の改善に向けて、取り組みを続けます。

本日も貴重な機会をありがとうございました!

Special thanks ★ Femtech Japan&審査員メンバーのみなさま

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