「わくわく21」子どもたちが行きたいと思える居場所となるために

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

2024年9月19日に中央区議会にて一般質問をしました。レポートのvol.5となります。★アーカイブ動画視聴はコチラ

1)築地のまちづくりと歩行者デッキのこと
2)中央区子どもの権利条例制定は否定
3)中央区こども家庭センター設置へ
4)児童館の利用時間を全区で同じにしてほしい
5)適応教室わくわく21が居場所となるために ★ココ

【高橋まきこの質問】適応教室「わくわく21」が、子どもたちが行きたいと思える居場所となるために、中央区はどんな改善に取り組みますか。

→中央区教育委員会の答え:不登校支援には多様な学びの場を整えておくことが重要。
中学校4校(晴海西を除く4校)には別室を用意して、安心な居場所になっている。
通所とオンラインで個別学習や対話支援と取り組んでいる。
これからは多様なつながりの場として「メタバースの活用」を検討する。
子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりに取り組む。

【不登校当事者の声】
そもそも「適応教室」と呼ぶのをやめてほしいと思っているのですが、やむなく使っています。私たち区や教育委員会からのメッセージが正しく伝わるネーミングがいいなと思います。

不登校の保護者からいただくご相談で最も多い困りごとが「わくわく21は居場所にならない」というご意見です。過ごし方の基本として「一人で自習できること」が前提となっているため、学校と同じように息苦しく感じられ、楽しくない、つまらない、私の居場所とは感じられないという子どもたちの声が多く、保護者は「諦めた」と言います。また、現在は明石町の一か所のみであるため、送迎やアクセスの負担が大きく、子どもを説得して連れて行くのもとても難しいと言います。

・民間(学研)を活用した個別学習支援は週に1時間だけ
・適応教室は区内で1か所(明石町)
・不登校は増えているが、適応教室利用人数は横ばい

さらに個別学習指導は限られた時間の予約(聞くところでは週1)しかとれず、心理士との面談なども予約が取りにくい状況が続いていると言います。困りごとを相談できる方との予約に追われ「パズルのような毎日」というお声もありました。

<決算委員会でもくわしく質問しました>

中央区教育委員会は以下のように答えました
・内装を明るくカラフルに改修した
・個別学習支援は週に2時間の子どももいる
・小学校や晴海西中学校の別室設置はニーズをみて検討する

<まきこ’s eyes>高橋まきこのリクエスト・要望
・別室を全ての小中学校に設置すべき
・こども家庭支援センターと教育センターが連携して支えるべき
・昼食に困り、保護者が離職する事例があるので、地域で不登校の昼食支援を考えるべき

小学生の法が不登校の増加率は高いので、小学校にも投稿できる「別室」を各校に備えるべきだと要望しています。人もハコも必要ですが、都予算の活用もあります。何がその子にハマるかは、やってみないとわからないことも多いのだから、私たち行政はとにかく、選択肢を増やして備えておくしかありません。
「わくわく21」を民間を活用した、学校らしくない居場所として機能を拡充するのか、他の多様な選択肢を紹介し、補助を厚くしていくのか。これからも改善の要望を続けます。

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