渋谷区のスタートアップ環境整備事業を視察しました

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

渋谷区議会議員の同期、神園議員と中村議員のご案内にて、渋谷区のスタートアップ政策を視察させていただきました。ちがいをちからに変える街、渋谷区は、スタートアップと言えば「Shibuya」となることを目指しているとのことでした。渋谷区と民間企業によるコンソーシアム、Shibuya Startup Deck(通称「シブデック」)は、産官連携でスタートアップの育成を支援するチームとのことです。スタートアップが恐れずに挑戦できる土壌をこの渋谷で作っていきます!というメッセージから覚悟を感じます。スタートアップは自然と増えるものではなく、日本だからこその困難も少なくないと言います。世界に向けてチャレンジし続けられるサポートが必要で、世界的に選ばれるまちとなることの重要性を伝えていただきました。

【グローバル拠点都市推進課】
担当課のネーミングに驚きますが、3つの事業の柱があります。

1)環境整備
銀行法人口座開設、居抜きの転入転出ガイドラインのほか、スタートアップの認定支援制度「S-Startups」は画期的だと思いました。

2)国際化
・スタートアップビザ申請
問い合わせが毎年500社を超えるということで、本当に必要とされているのだと実感しました。

・シブヤスタートアップス(株)
官民連携でR5年の2月に設立し、世界で活躍するスタートアップを創出しています。

3)実証・実装
官民連携で分かりやすく、喜ばれやすい点とも言われています。区民をモニターとしてBtoCモデルの実証をするとか、採択事業を区の行政サービスに実装するなどの連携を図っています。

【人の交流拠点】
視察の当日はこの課に地域の企業から出向として配置されている担当者からお話を聞きました。区の職員も日常的にこうした民間の思考や判断にふれながら働く意義も大きいと思いました。私たちが視察している間にも、多くの人が行き交い、スタッフと気さくに挨拶を交わしていました。常駐する外国籍のスタッフと安心して英語でコミュニケーションをとることもできます。また、私たちも、このスタートアップにふれたくて、地方議員が集まり、海外留学を経験した大学生インターンと一緒に視察をしました。彼女たちの視点から学ぶことも多くありました。

民間がやればいい、ではなく、そのフィールドをつくり、サポートするのは行政の責務と強い意思をもって取り組む場づくりとしくみづくりに感銘を受けました。この視点は女性起業家・VC育成プログラムや起業家を育成するプログラムや、海外企業家の呼び込みなど、日本各地へも多角的に展開されています。

この人の交流拠点に身を置くことで、区の職員も、ものすごく視野が広がるのだと言います。そのスキルをまた、次の配置の課に活かすことも考えると、区役所全体がグローバル化していくのも自然な流れだと思います。引き続き、渋谷区のスタートアップ政策に注目していきます。

みなさま、温かいご説明をありがとうございました!

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