いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
水天宮前のロイヤルパークホテル内にて、今月からリニューアルオープンした、民間の産後ケアサービス「YUARITO」(ゆありと)を視察させていただきました。こちらは民間サービスで中央区内の実施ですが、中央区からの施設や利用の補助金はないため、費用は全額が自己負担となります。かけがえのない時間を温かいケアと共に「産後うつの予防となれば」と、その思いをお聞きしました。
【母体回復に集中できる環境を】
休むことと母体の回復に集中しながら、子どもの授乳やケアを助産師や看護師、保育士から学ぶことができる3泊4日はとても心強いと思いました。24時間、託児が可能で、常に3名以上の有資格者が常駐しているそうです。私たちが訪問した際も、専門職が多くて驚きました。
初めての妊娠・出産の場合は、ベビーの一挙一動にハラハラしたり、授乳を緊張しながら繰り返し、身体も心も強いストレスや不安を感じることもあります。自宅にいると家事が気になって動き過ぎてしまい、出産前後からの不眠が重なって、どんどん身体が重く感じることもありますね。上の子どもがいる場合は、日中も夜も両方の子どもに対応してヘトヘトという声もあります。すぐに不安に寄り添ってアドバイスをしてくれたり、一緒に手を動かして教えてくれる人の存在が、どんなに心強いかと思います。
【一人でも、家族とでも】
視察して印象に残ったのは、家族と共に心地よく過ごせる時間、です。利用される方のシーンは様々で、母子だけの他に、夫や祖父母、上の子どもたちと共にステイという方も少なくないそうです。ホテルの客室から利用タイプを選べるので、ツインで一緒に過ごす他に、2室をそれぞれにとり、食事や余裕のある時間を共に過ごし、それ以外の時間には、家族も寛いだり楽しんだりするという、多様な過ごし方が魅力とのことでした。日中はビジネススペースで仕事に専念するパートナーも多いそうです。病院等の場合は面会時間が限られていたり、家族が病室以外の過ごし方に困ったりといったこともあります。
半蔵門線の水天宮前駅に直結したロイヤルパークホテルは好立地も魅力のひとつで、水天宮への参拝のほか、人形町の商店街を散策したり、お店を回ったりと、家族の満足度が高いと言います。上の子に人気のスポットは、すみだ水族館だとか。
【心に残るリトリート】
自己負担額に悩む方は少なくないと思いますが、1度だけのその子どもの人生のはじまりは、かけがえのない瞬間の連続でもあります。その時を苦痛に耐えて過ごすのではなく、前向きな気持ちになるために集中するリトリートの時間として決意されるようです。コロナで上の子の時は孤独な産後だったとか、海外旅行を先送りにしてきた分をここで家族と思い出の時間に代える、といったお声を聞きました。
<高橋まきこの思い>
私は3人の出産を振り返って、こちらを選択しただろうか、と思うとなかなか決断が難しい金額だと思います。でも振り返ると、乳腺炎を繰り返して高熱になり、連日必死で予約を取ったり、タクシーで駆け込んだりと、ペースがつかめない時もありました。身体の不調と不安はリンクするものなので、落ち込む一方となる前に、どちらかを支えるきっかけも必要だとは思います。
中央区は核家族がほとんどです。夫が長期出張で不安が強い、親は高齢で遠方で頼めない、などの孤独な子育てへの不安をよくお聞きしています。金銭面も含めて、少しでも安心が広がるように、これからも力を尽くします。まずは、これからも日帰りケアの選択肢を求めます。
参加した 親子子育て応援ラボ の地方議員3人は、みんな子どもが3人(目黒区のたぞえ議員、板橋区の大野議員、中央区にお越しをありがとうございました)。こちらの事業を発起した、素敵なママと共におしゃべりは尽きませんでした。ご丁寧にありがとうございました!
中央区民のみなさまは 高橋まきこLINEオフィシャルアカウント から、直接感想をメッセージでお届けください。高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。
★★★★★★★
中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。
★高橋まきこの活動がわかる政策レポート集は コチラ
★高橋まきこ中央区議会一般質問ダイジェストは コチラ