いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
中央区議会の福祉保健委員会に出席して、中央区の考えを確認しました。議員になり6年目、福祉保健委員会も6年目となりました。引き続き、子どもと子育て政策を第一に、届きにくい子どもや女性の声に寄り添い、誰もが幸せを実感できるように力を尽くします。
ベビーシッター利用支援事業への改善要望をはじめ、これまでずっと「なぜ中央区とすれ違うのか」「議論はかみ合っているのか」と疑問を抱えながら、無我夢中で、みなさまと共に取り組んできました。
この度、大きな中央区の独自性、に気付きました。
【中央区の出生率は23区でトップ】
厚生労働省が6月5日に公表した人口動態統計によると、2023年に都内で生まれた日本人の子ども(出生数)は8万6347人で戦後最少となり「合計特殊出生率」は、東京都が初めて1・00を切り、0・99となった。1を割ったのは全国で東京だけとなっています。一方で中央区はそれを超えた出生率1.37(R3)を維持しており、23区で1位と報告を受けています。
少子化対策なくして、日本の経済成長は期待できないとして、国では「こども未来戦略方針」、都では「東京都の少子化対策2024」を策定しました。国と都に共通しているのが「全ての子育て世帯の不安や困りごとを取り除き、全ての子どもの育ちをサポートする」ということを明確に示している点です。
【中央区は全ての子どもや子育て世帯を支援するのか】
中央区では、子ども子育て支援事業計画の基本理念が示されましたが、「全ての子どもや子育て世帯」を対象とした表現が確認できません。そこで、本日の福祉保健委員会にて質問をしました。
まきこの質問「中央区は全ての子ども、子育て世帯を支援するという考えで相違ないでしょうか」
中央区の答え「誰かを除く考えはないが、支援が必要な方について支援する」
あれ?
まきこの質問2
「国や都の動向を捉えて、中央区子ども子育て支援事業計画を作成するのだから、この計画にも<全ての>を入れるべきではないのでしょうか。
中央区の答え2「計画に示すかどうかは、これからの会議で決まっていくこと」
??
国から全ての子どもを希望する方、子ども、子育て世帯の相談支援をする「こども家庭センター」の設置が区に対して努力義務化されているのだから、取り組む方向性に疑いはないのですが、この「こども家庭センターの設置」も「まだ検討中」と説明しています。
【すれ違いのワケ】
子育て世帯のみなさまが「中央区の支援が使えない」と言うのも子どもたちが「居場所がない」というのも、中央区から「支援を必要な方」と捉えられていないのではないでしょうか。子どもの政策に関しては、合言葉は「誰一人取り残さない」じゃないのでしょうか。
私は国や東京都との方向性のズレがある点においても大きな問題だと思いますので、次の計画に「すべての子どもや子育て世帯、子どもを希望する方」がしっかりと対象と明記されるように要望しています。計画の取りまとめまで残り時間が限られていますので、みなさまからも、中央区に意見を届けていただけますと助かります。
22時から朝までは区内に支援がなくていいのか
育児支援ヘルパーは月にのべ30人も利用していない
中高生の支援は児童館だけでいいのか
などいろいろ気になる説明の図
みなさまのご意見もぜひ、お寄せください。お待ちしています。
中央区民のみなさまは 高橋まきこLINEオフィシャルアカウント から、直接感想をメッセージでお届けください。高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。
★★★★★★★
中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。
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