日本子ども虐待防止学会に参加しました 高橋まきこ

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

私が所属している学会のひとつ 日本子ども虐待防止学会第29回学術集会滋賀大会 に参加しました。1日目は公務があり、午後からの参加となりました。参加できたもののアジェンダを、こちらでお伝えします。とても全てを伝えきれず、備忘録メモとなる点を予めお詫びしつつ。興味や関心があるテーマがありましたら、おしゃべり会などでお話しようと思いますので、SNSなどメッセージでお知らせください。

1)妊娠期からの子育て支援
産前産後から切れ目がない子育て支援、を目指していますが、実際はタテ割に悩む行政施策にあり、大きな課題のひとつです。母子保健(中央区では保健所)と虐待対応(中央区では子ども家庭支援センター)を合わせていくことが大事で、実際の相談率に大きな乖離がある点が指摘されました。

2)CDRを知っていますか?
CDR(Child Death Review:予防のためのこどもの死亡検証)とは、医療機関や行政をはじめとする複数の機関・専門家が連携して、亡くなったこどもの事例を検証し、予防策を提言する取り組みです。未来の防ぎうるこどもの死亡を少しでも減らすことを目指し、こども家庭庁が取り組んでいます。モデル事業を実施している自治体からの報告を聞くことができました。また、実際のCDRデモ会議も非常に学びが多くありました。いかに同意を得るしくみづくりを実施して、全国に展開させることができるのか、注目しています。

3)中野区児相が取り組む子どもアドボカシー
4)子どもオンブズパーソンの必要性
5)父母の共感で産後うつを予防する「共感セッションプログラム」
6)フィンランドのネウボラと日本の違い
7)性虐待の現状と支援、包括的性教育の重要性

いずれも理想はあるけど、区議会の質疑が深まらず、悩んでいるテーマを選択して学びました。
できている自治体は何が違うのか
なぜ、中央区では実現しないのか
クリアすべき課題や、今すぐにでも取り入れられることなどを考えながら、学びました。次回の中央区議会、一般質問に役立てるように、より広くエビデンスを集めようと思っています。

今回も参加にあたり、全国各地の保健師、学校養護教諭、医師など、たくさんの方々と交流することができました。それぞれの現場の悩みを一緒に考える時間になったことに、感謝しています。相談にのってくださったみなさまも、ありがとうございました。また来年にお会いできるのを楽しみにしています。

高橋まきこより、関係のみなさまへ special thanks

▼ご意見など▼

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★高橋まきこ4年間の活動実績まとめレポート集は コチラ

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