学校の授業をアップデート!主権者教育で社会を変える

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

企業教育研究会(NPO)による「日本の教育をアップデートする」のセッション2に聴講参加しました。今回のテーマは「主権者教育」
日頃、どんな公教育が求められているのか、どうしたら子どもが学びたい学校になるのか、魅力的な学びと学校になるのかを悩んできたので、とても勉強になりました。特に、千葉大学教育学部のみなさまや、卒業生である現役の先生方との対話から、多くの希望を持ちました。

【主権者教育=投票率アップだけではない】
主権者教育というと「選挙に行こう」という活動に終わってしまう場合があり、これは要注意という説明がありました。手段としての、子ども議会や模擬選挙の体験などは重要ですが、選挙に留まらず、社会におけるひとりという、もっと広い捉え方が大切だと感じました。

【意思決定の場に子どもが参加すること】
パネラーのたかまつななさんから「社会は変えられると思う力になる」そのための主権者教育だというご説明があり、腑に落ちました。小さな成功体験(コンフィデンス)を積み重ねることで、社会を変えることができると自信をもっていく、そしてアクションにつながるのだという説明でした。そのために、社会の変え方を知ること、社会を変える場をつくることが大切ということでした。こども基本法がスタートした日本では、この点をこれまでよりももっと大切に意識してつくっていく必要があります。

そこで私から、子ども自身でできるアクションを質問しました。
・体育祭の種目は子どもたちで考えているのか
・心理的安全性を確保する(言ってもいいんだ)
・地域活動に参加する
などの案をいただきました。

【不登校対応を考える】
中央区でも近年、不登校児童生徒数が右肩上がりで、ここ4年間で小学校でおよそ3倍、中学校で2倍程増大しています。その主な理由は「無気力」で、主権者教育がこの改善にもつながると思っています。「どうせ変わらない」ではなく「身近な学校を変えることができる」という希望を持つことが重要だと思うのです。そのためには、変え方を伝え、心理的安全性を確保した上で聴く大人が必要です。

千葉市の取り組み(こども若者の力ワークショップ)も参考になりましたし、こども家庭庁がどのように若者の意見表明と施策への反映に取り組むのか(調査研究)も、深く理解する機会になりました。主権者教育、アントレプレナーシップ教育が、丁寧に子どもたちに浸透していくように願っています。※参考:こども若者いけんぷらす
まずは学ぶ機会が各校にあるのか、どんな取り組みをしているのか。確認から始めます。

豪華パネラーのみなさま

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★★★★★★★

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