効率よく、楽しく学ぶ学校へ 教育DXとデータ利活用

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

EDIX教育総合展に参加してきました!昨年から1年ぶりになりますが進化と深化を実感しました。学んだことをシェアしながら、みなさまと一緒に考えるキッカケになればと思っています。

【文科省が進める教育DX】
文科省の教育DX推進室によるセミナーに参加して、取り組みを聞きました。

教育DXを進める3ステップ
1.デジタイゼーション(電子化)
2.デジタライゼーション(最適化)
3.デジタルトランスフォーメーション(新たな価値)

恐らく、多くの学校で電子化のある程度の進みは実感しているかと思います。一人一台(GIGAスクール構想)により、各自の手元にデータが届けられるので、ここまでの実現はわかりやすいと思います。

しかし「最適化」はどうでしょうか?

全国のどこかの先生が作った問題が、今、その子どもにぴったりだということで「いつでも、どこでも、だれでも」その問題にチャレンジすることができる、こうしたことで効率よく学んでいくことができると説明がありました。この実感は、まだではないかと思いますが、いかがでしょうか。

【データ利活用】
MEXCBTは全国で70%の学校が参加しているそうです。学習eポータルの活用によって、この最適化された学びが実現することを目的のひとつとしています。

・今、学校で何が起きているかを知るために 文部科学省WEB調査システム(EduSurvey)教育委員会や学校等を対象とした調査。クラウド上で回答することで調査集計の迅速化、統合作業の削減による負担軽減につながるとのことです。

教育データの利活用に係る留意事項
セキュリティや個人情報等への心配の声を受けて、安全・安心に教育データを利活用するための留意事項がまとめられています。

【世界標準と事業者の受け止め】
会場内に出展されていた企業等のみなさまに聞くと「データ利活用とは、遅れていると感じる」という声が多くありました。AIやGPTの技術が進行している中で、まだデータ活用なのか、というご意見でした。分析や予測で動けるように変化しているのに、という解釈に、私も納得感があります。

GIGAスクール構想の実現が早まったことで、教育現場と民間事業の距離感がグッと縮まり、子どもたちの世界への背中を押していただいたようにも感じましたが、今日は、この距離感が広がった印象を受けました。

それでも全国で、先進的に取り組む学校や先生、教育委員会の方々とつながり、教えていただけたことに期待と勇気をもちました。コロナの期間を取り戻す学校生活、その学びが効率よく、楽しめるものであるように、中央区でも実現を求めていきます。

そのためにも、コミュニティスクールの実現もあきらめられません。

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