いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
2月22日の中央区議会、一般質問レポートの続きです。
・ 区立幼稚園
・子どもの安全(こども110番、AED、不適切保育)
・学校の校則
・中学校の内申評価
大きく4つのテーマで質問をしました。今回は中学校の内申評価についてレポートします。
※録画映像は コチラ
【中央区の中学校】
学区を基本としつつも、自由選択性で、4校あります。(銀座、日本橋、佃、晴海)
近年は銀座中学校の希望者が増大し、唯一の抽選実施校となっています。
日本橋が2025年から改築予定となっています。
【中学校の内申評価】
東京都のホームページ「都内公立中学校第3学年及び義務教育学校第9学年の評定状況の調査結果について」毎年3月頃に公開されています。自治体・学校ごとの公表で、具体的な学校名は非公表となっているため、どの学校が何点なのかはわかりません。
この目的は「学習指導要領の目標に準拠した評価(いわゆる絶対評価)による評定状況について調査を行い、評定の客観性・信頼性の確保に役立てる。」として絶対評価によるものであるとされています。
令和4年3月、中央区内の4校は、入試得点に換算すると、内申合計点の平均が一番低い学校で194点、一番高い学校で205点と11点の差があることがわかりました。都平均が199点なので、これを上回る学校が2校、下回る学校が2校であったことがわかります。特に入試において2倍に換算される実技得点の影響は大きくなります。実技4科目の全てが東京都平均を下回る学校が中央区に2校あったことは、入試に大きく影響していると考えられます。
高橋まきこのQ1)絶対評価で、学校によって評定平均の差はなぜ生じるのか
教育委員会A)生徒個々によって達成度が異なるので一定程度の差は生じる
高橋まきこのQ2)内申評価の客観性・信頼性を確保するための取り組みはどうか
教育委員会A)調査委員会の設置、研修と点検により確実に適正な評価を行える体制整備をしている
【中学校の学力向上を望む声】
家庭の事情等により、塾に負担を感じている方も少なくなく、高校進学に際して、学校の内申評価が上がることへの期待は高いものとなっています。
一方で
「先生が変わって急に下がった」
「前は●●中学校がいい評価がつきやすかったけど変わった」
などの噂話が一般的にあり、その評価への疑問の声もありました。また、この情報を正しく知り得ている方がいるとすると、知る方法がない方との、情報格差も中学校を選択する上で大きな差となるのではないかと、その公平性への疑問ももちます。
いずれにせよ、その信頼度、透明性の確保も必要であり、入学選択前に正しく知るしくみが求められていると感じています。みなさまの感想やご意見もぜひお寄せください。
★高橋まきこ4年間の活動実績まとめレポート集は コチラ
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★★★★★★★
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