いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
八丁堀にある「ブーケ21」をご存じでしょうか？
平成5年から「女性センター」として事業を担ってきましたが来年となる令和5年4月から「中央区男女平等センターブーケ21」と名称を変更することになったとのことで、中央区議会にて報告を受けました。
【女性センターの課題】
女性のための施設と誤解を招くという課題がありました。これまで区議会でも、複数の議員が取り上げ、そのあり方を再考するように議論がありました。今回「中央区男女共同参画行動計画2023」の取りまとめに合わせて、名称変更の議論も進むことになったようです。「女性センター」名称からの変更は既に21区が済んでいるという説明もありました。
【男女平等でいいの？】
東京都の男女共同参画事業を推進する施設の名称を見ると、国の計画に合わせて男女共同参画センターというものが多く、今からの名称が「男女平等」で良いのか疑問を持ちました。調べてみると「男女平等」がついている自治体もありました。（港、文京、台東、目黒、大田、杉並、豊島、荒川、板橋、葛飾）
多様な性を認め合う社会、ジェンダー平等という流れにあって「男性も女性も平等」は、LGBTQ＋に関わる方々の思いを包摂しているのでしょうか。男性か女性か、だけではない「誰もが」であるべきだと、私は考えます。どこにでも1割程度いると言われている当事者のみなさまやそのアライの方々など、みんなが気持ちよく「いいね」と感じられる名称であってほしいと思っています。例えば、渋谷区では「ダイバーシティ」も男女平等と併記しています。今回の名称変更について、多様な区民のみなさまの意見を聞いていただきたかったと思っています。
「男女共同参画」を中央区はこのように進めていくよ、という「中央区男女共同参画行動計画2023」について、区民のみなさまからご意見を聞く、パブリックコメントが12月12日からスタートします。
ぜひ人権尊重や男女平等について、みなさまの感覚を大切に、意見をお寄せいただけたらと思います。
ご意見やご要望などは
高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。
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中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。