特別支援学校児童との交流機会について

中央区議会、高橋まきこ一般質問のレポートvol.7です。今回、配慮を必要とする児童との交流機会についても質問をしました。vol.5でお伝えしたように インクルーシブ公園の導入 を求めました。この背景として、そうした児童との交流機会が区内で非常に限られており、さらにコロナ禍で困難が深まっているためです。他の交流機会が不十分だからということがあります。

【Q】中央区内で特別支援学校に通う児童は何名いるのか
→50人

【Q】昨年度の副籍交流の実績は(※副籍交流は地域の学校との交流機会です)
→32人、うち直接交流は7人

直接交流は学校に行くことですが、それ以外に作品展に参加する、手紙を書くといった
交流も副籍交流に含んでいます。直接交流は希少な機会であったことがわかります。

【Q】学校以外の時間(副籍交流以外)にどういった交流機会があるのか?
→運動会や学習発表会等の学校行事、お祭りなどの地域行事

 

残念ながら、学校行事に制限が続き、地域行事も開催の見合わせが今も続いています。中央区では、学童やプレディの人数制限や人員配置やスペースに限りがあることから、放課後の居場所は共生の場となり得ていないと言います。幼稚園卒園児でプレディで一緒に遊びたい、という声はあるのに実現は困難だと聞きます。

 

子どもの居場所から、インクルーシブ、共生社会を実現させる交流の機会をしっかりと確保していく必要があります。コロナ感染拡大防止の中で、こうした機会をあらゆる場面で心がけ、実現していく時だと思っています。引き続き、保護者のみなさまから、お子様がどんな交流機会を望んでいるのかお聞きし、中央区に要望を伝えていきたいと思っています。

お声を届けてくださるみなさま、いつもありがとうございます。

 

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