熊本市のオンライン不登校支援と中央区の現状

先日、熊本市の教育長 から「オンライン不登校支援」への参加児童生徒が増え、つながりをもてるようになる人数が増えたということで、気になっていたいたところ、超党派の地方議員によるオンライン視察が実現し、詳しくお聞きできました!

熊本市の フレンドリーオンライン は、小学校と中学校各一校の拠点校から授業配信などを実施しています。不登校支援は個別にニーズが全く違うということで、学年で区切ることなく、学びたい学年や内容を選んで受けています。受講内容によっては「出席扱い」となるそうです。

先生方は「学校色」をできる限り払拭し、元気いっぱいに画面に語りかけていました。児童生徒は画面オフで参加しているのですが、お構いなしです。子ども達がとるであろうリアクションを、まず先生が全力で示します。

「つながりたい時に、つなげればそこにいる安心感」

これが大事だということでした。昨年度に試験運用され、どんどん参加者を増やし、今年の4月から本格稼働しているとのことです。卒業生からは「この先生に救われた」「オンライン卒業式をやりたい」といった言葉もあったとのことです。じーん、涙。

広島市教育委員会とのタイアップでオンライン修学旅行を開催したり、InspireHigh を活用したキャリア教育で生き方を見つめ直すなど、多彩で子ども達の目線にたった内容に驚きました!

 

【中央区 不登校支援の取り組み】
R2年度、不登校を理由とした中央区の長期欠席者数(年間30日以上)は、小学生で38人、中学生で59人いたとのことです。

中央区は教育センター(明石町)にて適応教室(わくわく21)を実施しており、希望があればオンラインでも参加できます。内容はホームルームなどの声かけで生活リズムを整えることから、希望があれば学習サポートまでカスタマイズして対応しているとのことです。全区、どこからでもGIGA端末とLTEを活用してアクセスできます。

私はオンラインとリアルの組み合わせも重要だと思っています。実際に会うことで、信頼を深める場合もある。オンラインで先生を信頼し、実際に会って相談してみたいと思うこともある。その際は魅力ある「居場所」も備えていることが重要になります。こうしたオンライン、学習支援、居場所といったパーツを組み合わせ、何かの方法でつながりを持ち続けられるように、民間のフリースクールとの連携を含め、魅力あふれる場や機会の情報と安心を届けられるように取り組みを続けます。

 

【参考】
文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日

東京都令和4年度予算(p98)フリースクールに通う児童生徒支援、教育センター補助、不登校未然防止相談体制強化

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