2020年11月2日より、新生児誕生祝品(区内共通買物券)の追加分について、申請受付が始まります。新生児誕生祝品(区内共通買物券)、合わせて5万円は、大変に貴重なものだと思いますが、申請をしなくてはならないフローで、確実に対象者に行き届くのか、とても不安に思っています。
そして、以前のブログ で書いたように、買物券は
「福祉ではない=「子育て家庭支援ではない」
「義務教育終了後に自分で働き、稼ぎ、購入していただきたい」
と中央区から説明を受けていたのですが、こちらの中央区のホームページでは、次のように説明されています。
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新生児誕生祝品(区内共通買物券)の追加支援
https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/syusan/_user.html
コロナ禍において不安を抱えながら出産を迎え、新たにお子さんが生まれたご家庭の経済的な負担軽減を図るとともに、お子さんの健やかな成長を応援するため、区が独自に贈呈している新生児誕生祝品(区内共通買物券3万円分)に2万円分を追加し、区内共通買物券5万円分を贈呈します。
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これまでは新生児誕生祝品は、区内共通買物券3万円分だったので、
既に3万円分を受け取っている方には、追加で2万円分を申請し、受け取ることになります。
【対象】令和2年4月28日以降に出生した新生児で、出生日において、保護者および新生児の住所が中央区内にある方
この追加の情報は個別に対象者と思われるご家庭に郵送案内などはないと聞いています。
すると、対象のご家庭が、この追加支援情報を何らかの方法で得て、以下の申請方法を選択して実行することになります。
【申請方法】
所定の申請書に必要事項を記入の上「郵送で」申請してください。
申請パターンが3つあるそうです。
(1)既に3万円分の新生児誕生祝品を受け取っている→2万円の申請
(2)新生児誕生祝品3万円+令和2年度に3万円分のみ受け取りを申請
(3)新生児誕生祝品3万円+令和2年度に5万円分の受け取りを申請
まず、この追加支援を知り、申請パターンを検討し、書類を作成して郵送する。
乳児家庭に対して、なかなかハードルが高いように感じるのは、私だけでしょうか。
母子共に、体調が良好な場合は問題がないかも知れません。しかし、出産は大きな負担であり、産前産後に長期に渡って、母や子が入院することもあります。そうしたご家庭は、父親が病院と自宅と、場合により保育園等を行き来しながら、仕事をする生活が続くということも珍しくはありません。
区報や区のホームページなどを見て、対象と知り、申請書を書くことができるのか。
これまで出生届を受け取り、中央区在住であることが確認できるご家庭に対して、直接郵送でお知らせすることは検討されなかったのでしょうか?
そして、そのような負担がある状態が続いているご家庭で、買物券を消化することができるのか。具体的には、外出困難な状態にある、ひとり親や多胎児家庭、産後うつ状態にある母親など、ハッピーなお買い物が区内でできる状態であるのか?
それ自体も、新生児家庭支援として、私がこれまで疑問に思ってきたことです。
こちらの支援について、みなさまのご意見やご感想をお聞かせいただけたら大変参考になります。「お問い合わせ」フォームからでも、各種SNSのメッセージからでも、ぜひお聞かせください。
追記:写真は我が家の3番目、新生児期