一時預かり保育施設視察/ピッピ保育園ほか

横浜市青葉区に暮らす女性たちが「保護者が働いていなくても預かれる保育園をつくりたい」とNPOを立ち上げたのが、「ピッピ」さんのはじまり、だそうです。今は認可保育園、一時預かり保育、小規模保育、親子広場、放課後支援(学童、デイケア)にヘルパー派遣など、多様な事業を展開されています。

中央区の一時預かり保育を中心に「就労要件によらずに充分な保育環境を整備することができないか」と悩んでいたところ、今回視察をさせていただくこととなりました。お忙しいところ、本当にありがとうございました!

一時預かり保育施設でも、給食や午前中の水遊びがある。

とても自然な流れだと感じたのですが、母親達が通勤や長時間労働の苦痛から距離を置き、子ども達との時間や自分を大切にしたいとの思いがはじまりだったようです。

もちろん、今の中央区同様に、行政(横浜市)もすぐに一時預かりの必要性に共感した訳ではなく、道のりは困難であったとのことです。しかし、今では、認可保育園への併設を訴えて実現されるなど、しっかりと実っています。

認可保育園だけでは、みんながハッピーではないだろう、と「目の前のひとりの困ったに寄り添うことから始まる」という基本姿勢に深く共感しました。

歴史は長く、20年近くの活動が現在の形になっているそうです。通う方に障がいのある方がいたので、就学後のことを心配して放課後デイサービス事業を展開するなど、どのお話も、ごく自然な流れで、基本施設が貫かれていると感じました。

どれもすぐに取り入れるには難しいと感じましたが、小さなひとつの改善からでも、この20年の軌跡に学び、伝え、実現したいと思っています。