実現したい その5「小学生の放課後環境」を改善しよう

中央区の昨年度(平成29年度)の学童クラブの待機者数は190名となり、この数字は過去最大だと思われます。佃、勝どき児童館の待機だけで106名となっており、必要な地域ははっきりとしています。また、これは認可保育園の待機児童集中エリアにも近い状況であるため、保活に悩んだ保護者のみなさまから、私へも不安の声が寄せられています。「また同じ悩みを繰り返すのか?」と。

区はこれに対し、プレディが連携しているので「保護者が働きながら安心して子育てができる場所が確保されている」と発表しています。平成30年9月に文科省と厚労省が共同で策定した「新・放課後子ども総合プラン」に基づき、今後も確保していく、という方向性も明らかにしています。このプランは「共働き家族支援」を明確にし、「小学校内で実施」としています。

中央区は「プレディで対応」としていますが、「特認校」にはプレディは現在のところありません。また、「サポーター」というプレディを支える人を充実させることが不可欠である、とも言っています。このサポーターは「PTAとも連携しして増やし」ということです。つまり学校保護者がサポーターになってプレディを支えよう、ということだと解釈するのですが、これは難しいと思います。理由は、行政のアンケート(子育て支援に関するニーズ調査、平成31年1月発表速報)によると、中央区の母親のおよそ70%以上は就労をしていると回答をしているからです。

また、上記の国が策定したプランでは、就労家庭支援であると明確にしているのに、その保護者にプレディの担い手になってもらう、というストーリーはやはり疑問です。

特認校へ通う小学生は、学区域ではないため、移動距離や時間などの負担があります。現在のシステムでは、プレディが特認校にはないため、学区域の小学校のプレディを利用するように、となっています。つまり、特認校へ通学しつつ、プレディ利用のために学区域にある小学校へ移動しているのです。これはなかなか小学校に入ったばかりの1年生がすぐにできることではないようです。「小1の壁を打破しよう」と同プランで名言しているのですが、その実態と乖離しているように思います。

中央区では、両親が働く家庭が70%を超える主流であるのだから、それに見合った放課後の居場所づくりが求められます。

私は「特認校にプレディを設置」することを希望します。また、学童やプレディの担い手問題が適切な確保の問題となっているのであれば、それは文科省が平成25年に施策としたように、民間との連携が欠かせないと思います。新川児童館のモデルのような、公設民営が期待されていると思います。

保活、特認校の選択と抽選、学童待機と次々と悩みと迷いは続いています。どこから、何で解決するか。行政と保護者の話し合いの場が増えることを願います。心から小学校への入学・就学を喜び合えるようになるために、尽力したいと思っています。