ミライon図書館 長崎県と大村市一体型を視察

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

大村市視察レポートの続きで「ミライon図書館」についてお伝えします。長崎らしく、舟をモチーフにした建物と、長崎の木材を活用した木のぬくもり、間接照明を中心にまとめられた落ち着いた雰囲気が魅力的でした。長崎県と大村市の歴史や、平和への願いも感じ、学べる空間となっています。

【全国で2例目】
こちらは長崎県立・大村市立一体型図書館で、県立と市立の一体型図書館は全国でも2例目と希少とのことでした。onは、大村市(o)と長崎県(n)を取って名付けられたそうです。施設老朽化により改修が検討され、その中で、スケールメリットを活かせる一体型が選択されたようです。本にはその持ち主がどちらか、ラベリングがされています。県民のみなさまに、図書館の価値の実感が求められていることから、積極的にオンラインでも楽しめる方法が取り入れられていました。

2つの新サービス
・電子書籍サービス:パソコンやスマホから電子書籍を24時間閲覧できるサービス

・スマホ対応「ミライon図書館アプリ」:マイナンバーによる利用者登録

アプリによって「図書カード」の持参がなくても、スマホで貸出や返却ができるのは、便利の実感につながるものだとわかりました。電子書籍の登録が膨大にあって驚きましたし、活用されているとのことで、広い長崎県内にあって、読書のニーズがわかります。来所では雑誌が人気でリクエストも多いそうです。こども室の読み聞かせも、ご年配の方々も集中されていた個別学習デスクも、幅広い年代の方に愛されている施設が感じ取れました。また、近隣の保育園から、お庭にお散歩に来ていた姿も、和みました。

本や歴史資料の元で集い、人のつながりの拠点となる、きっかけの場所となっていて、ずっといたくなる、居心地の良さがありました。アプリの導入をはじめ、今よりもっと図書館や読書が身近なものとなって活用されるように、中央区の取り組みに活かしたいと思います。

丁寧に説明くださった館長をはじめ、みなさまありがとうございました!

<佐賀県武雄市図書館も合わせて視察>

長崎新幹線で移動し、武雄市図書館もメンバーで視察しました。私は特に、こども図書館が素晴らしいと思っています。子どもの視線、楽しさ、興味をひく工夫などがたくさんあり、何度行っても発見や驚きがあります。今回は議連メンバーで行ったので、各地の図書館の話をしながら、その違いについても意見交換ができました。イスに座って読むことに限らず、ハンモックやカーペット、クッションなどが展開しています。

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