いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
墨田区菊川にて、今回2棟目となる、子育て応援賃貸マンション「ネウボーノ菊川」の内覧説明会に参加させていただきました。ネウボーノ1棟目の活用も拝見しましたが、笑顔と集いが印象的で、子育ての安心につながると実感しました。今回は2棟目の内覧会でした。核家族の孤独やワンオペといった子育ての課題と、子育て世帯以外からの批判などの問題がある中で「育児を応援するサービスがある住宅をつくろう」という理念に深く共感します。こちらのマンションは未就学児がいることが入居の要件になっているそうです。
■東京都 東京こどもすくすく住宅認定制度
「東京こどもすくすく住宅認定制度」とは、居住者の安全性や家事のしやすさなどに配慮された住宅で、かつ、子育てを支援する施設やサービスの提供など、子育てしやすい環境づくりのための取組を行っている優良な住宅を東京都が認定する制度です。この認定により、補助金の活用や容積率の緩和などが受けられるようになります。
子どもの事故予防地方議員連盟としても、この認定制度に注目してきました。特に子どもの安全面の基準は細やかに設定されています。
今回の菊川はアドバンストモデルというコミュニティにも注力された基準を満たしています。中央区にも1つ、アドバンストモデルのマンションが勝どきにあるようですね。
■墨田区 すみだ良質な集合住宅認定制度
墨田区による、すみだ良質な集合住宅認定制度には「子育て型」があり、子育てに配慮した機能を有する集合住宅で、安心して子育てができる住宅とされ、基準が設定されています。
【管理人は保育士】
なんと管理人が保育士資格取得者!顔が見える関係、すぐに声をかけられる関係性は安心のポイントだと思いました。一時預かり保育も受けているそうです。少し大きくなった子どもたちに、優しく話しかけてくれる管理人さん、も、うれしいポイントだと思います。
【つながるためのコミュニティを大切に】
キッズスペースやキッズガーデンなどのコミュニティスペースは子どもが行きたいと言うと自然に集う、魅力があふれていました。のびのびと遊ぶ子どもと、少し落ち着いて眺める保護者の雰囲気が印象的でした。
私もかつて住んでいた新築マンションにて、キッズルーム運営の設置と委員として担った経験があります。おもちゃはメンテナンスや入替が必要で、おむつや授乳など、気持ちよく利用するためには、当事者の運営が求められていました。約束ごとだけではなく、実際に手をかけることが大切でしたが、結果的にはマンションの防災イベントの盛り上がりにもつながり、意義を実感しました。
【子どものための安全】
ドアのガードやベランダ転落防止の工夫など、家の事故予防はとても重要です。乳幼児は家の事故がとても多く、注意が必要です。
安心して子育てができる、子どもが育つ住まいは、本当に魅力的です。いろいろな住まい選びがあると思いますが、国交省による 住宅セーフティネット制度 においては、子育て世帯も住宅確保に配慮が必要と位置付けられています。どんな状況にあっても、まずは住宅の相談ができるように、中央区にも居住支援協議会や子育て世帯に向けた住まいの相談ができるようになるように、引き続き取り組みます。(協議会設置は20区になるとか?)
今回、視察に協力いただきましたみなさまや、 子どもの事故予防地方議員連盟 のメンバーにも感謝しています。