いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
本日の中央区議会、福祉保健委員会にて「プレディプラス（学校内学童クラブ）」の詳細と、中央区学童クラブ条例案が示されました。
【保護者連絡ツールの導入】
昨年11月に議会質問で要望をした、学童の保護者連絡ツールの導入が決まりました！学童クラブ、プレディプラス、プレディと全てに4月から導入されるとのことです。主な機能は、欠席等の連絡、児童入退室の保護者通知とのことです。保護者通知の必要性は品川区の放課後教室事例を議会で取り上げてから4年になります。時間はかかったけど、ようやくたどり着けた一歩で、うれしく思います。
【プレディプラス】
区議会における前回の説明（2024年設置校ほか）についてはこちらのブログをご覧ください。
今回は以下のように示されました。
・活動場所：学童クラブ室、ランチルーム、多目的室など
前回説明に入っていた図書館、体育館が入っていないことから、これらはプレディが中心になって活用するのだろうと思われます。
・運営委員会の設置：学校・保護者・地域団体等で構成
学童の保育の質の確保のために、重要で、新しいことや変化への対応がここで協議されることを期待します。保護者の意見が反映される会議となるとよいと思います。
・運営は近くの学童指定管理事業者への業務委託（カッコ内は2024年4月設置校）
京橋地域の小学校は新川のポピンズ（京橋築地小学校）
日本橋地域の小学校は堀留町のライク
月島第一と佃島は、佃のポピンズ（月島第一小学校）
月島第二と豊海は、勝どきのグローバルキッズ（豊海小学校）
晴海と晴海西は、晴海のポピンズ（晴海西小学校）
による運営となります。
【課題】
少しずつ改善しているものの、以下のような課題が残っていると思います。
・運営協議会
現行の児童館学童やプレディでも、運営協議会が質の確保のために必要だと思います。保険、おやつの提供、お弁当の発注などの保護者負担や、子どもたちのためのイベントのあり方などは運営協議会で改善していけるチャンスがあります。子どもたちが行きたくなる居場所づくりに欠かせない会議だと思います。
・育休中だと申し込めない学童クラブ
今回の条例でも利用できる者として「家庭において適切な保護を受けることができない」と定められています。これによると基本的には保育の必要性がない、育休中には申し込めないと中央区に確認しました。しかし、全ての子どもを支援するというこども家庭庁の方針からすると、こうした対象の限定は見直していくべきことだと思っています。
・特認校は未定
今回も特認校への設置は言及されませんでした。ご要望が多く、対応の説明を急ぐ必要があります。
待機児童解消が第一の目的ですが、子どもが行きたい居場所にならないと頼りにならないというのが実態です。その質の確保と共に、保護者負担の軽減を実現し、大人も子どもも安心できる居場所となるように、引き続き確認を続けます。
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