無所属3児の母はこんな選挙でした 高橋まきこ

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

中央区議会議員選挙では2,166を超える投票をいただき、2期目のスタートを迎えようとしています。
改めまして、私に関わる全ての方に、心からの「ありがとうございます」を。

なかなか街頭挨拶に出られない母ですが、オンラインや座談会なども企画しながら、これからも一人でも多くの方にお会いできるように、感謝の気持ちをお伝えできるように、努めます。

ポスターは158枚(箇所)本当に必要?

【2023 高橋まきこの選挙

◆無所属だから「動員」なし
いわゆる動員はなく、参加したい方が集ってくれるので、とても和やかな雰囲気のチームで、それが伝わる毎日だったように思います。私の心もうるおっていました。ママインターンや大学生インターンを中心に、思いがあふれる選挙経験豊富な先輩がチームをリードしてくださいました。

◆事務作業チームはママ友で2回目
事務作業を支えてくれるのは、頼れるママ友チーム。前回に「誰もいない」と泣きを入れたら、すごい手腕で回してくれました!みんな子どもが育つと仕事が忙しくなっているので、ダメ元で頼むと「何とかする」と言ってくれました。ママ友のチームワークは、サポートの輪がどんどん広がるところ。たくさん誘い、回してくれたおかげで、安心して街頭に出られました。

◆選挙事務所はなし
ママ友チームは仕事と子育て、PTAなど、みんな隙間時間しかない、超多忙。事務所で留守番をし続けられる人は難しい。その上、中央区の銀座至近の我が家付近は高額物件だらけ。前回選挙同様、今回も選挙事務所はありませんでした。

◆電話リストは0件
電話番号を聞く機会がないので、電話番号を知っている人がいません。代わりに直接メッセージをお届けする方法として、メルマガ会員、LINE登録者、各種SNSなどで、丁寧に発信をしました。直前に開設したtiktokは視聴数がグッと伸びたので、やってよかったなと思っています。

◆選挙カーの使い方
選挙事務所がないと「候補者名の看板」が一枚も出せません。標記という布一枚にのみ、大き目の名前表示が許可されています。名前を見てもらうためにも、選挙カーを使いました。今回は「天井」にも名前を作って、取りつけてもらいました!50階では見えないと思うけど、20階くらいなら見えましたか?

・走りながらのマイクは「できる限り小さめの音量」
・12~15時は音を出さない(お昼寝のコアタイム)
・住宅街の街頭演説は1回3分以内で

「小さ過ぎる」と評判でしたが、音はあまり出したくありませんでした。それでも、タスキ以外に大きく名前を表示できるのはありがたい。いつもは電動アシストのない自転車のみの移動のために、たどり着けずに「あきらめている場所」がありますが、選挙期間中は移動時間を最小限にすることができるので「間に合わない」とはならずに、多くの「会いたい方がいる場所」へ出かけられました。いつも街頭活動が不十分だからこそ、この間は丁寧に広く迅速に車で回りました。

天井オーダーをカタチにしてくれた

◆活動時間は限定的
選挙活動は、朝の8時~20時(夜の8時)と定められていますが、私の活動は概ね、子どもたちのお弁当を作ってから、8時頃に自宅を出る(街頭はその後)。19時頃までに帰宅して夕食を作る、子どもたちと食べていました。家事や子育ての全てをオフにすれば活動時間を延ばせたと思いますが、私が生活者であり、母であり、みなさまと気持ちを分かち合うことも大切にしてきたので、限定的な時間だけど、サスティナブルだし、街で会いたい方も同じように「暮らし」ていると思い、この活動を最終日まで貫きました。

◆お部屋に選挙活動「毎晩インスタライブ」
私が夜に街頭に立てないように、子育てをしている方々も出られない。
「街頭活動に行けなくて残念」
「お会いしたいと思っているのに」
「子どもの機嫌が悪くて立ち寄れなかった」
といったお声をいただいてきました。私ができる時間に、つながれる方とつながれる方法でつながろうと思ったのです。

毎晩のインスタライブでは、その日の活動を振り返りました。みなさまからのハート応援や、今日に直接伝えたい「がんばってね」「応援しています」「明日に行きます」といった声を届けてもらいました。毎日、とっても励みになりました。中には、街頭で会い「夜のインスタライブでまた!」と言って帰る方もいて、ずっとつながっている感覚に助けられていました。

【チーム高橋まきこ】
いつも近くで支えてくれる、ママインターン
声をかけると機動力抜群、長年のママ友
助けてと言うと本気で指導してくれる、選挙経験豊富な先輩
プロでやさしい提案型ドライバーたち
表も裏もスキルが上達していく、大学生インターン

おしゃべり会のコアメンバー
保活座談会のメンバー
毎年延べ100件近い、子育て教育をはじめとする相談をしてくれたみんな
何でもやります!と集まってくれたパパ友たち
など「助けて」とお願いしてみたら、初日も予定数を超えたサポート体制や街頭活動に、選挙カーにも、日に日にサポートが増えました。

街頭企画を盛り上げてくれた
「保育士ゆるトーク」のケイトさん
「つながりアンケート」のあやこさん

そして街頭演説に合わせて来てくれたみなさま
「あの時の!」と声をかけてくれたみなさま

微笑み背中を押してくれて、大事な日は傍にいてくれるAさん

中央区でお声を聞かせていただいて10年
議員になってからの4年間も、いろいろなことがありました

みーんなに、心からの感謝を込めて「ありがとう」

5月からも力いっぱい、笑顔で走りますので、よろしくお願いします!

チームに感謝

【選挙は公費負担】

最後にお金の話。一定の得票数があれば選挙活動として認められている内容のものが「税金」で賄われます。今回の中央区議会議員選挙では、ひとりの候補者につき、上限4,537,800円と示されました。議員の定数分だけを見ても、1億3,600万円を超える予算規模だとわかります。ポスター、選挙カー、ガソリン、ドライバーなど。どんな選挙で、どんなまちづくりをデザインしていくのか。選挙から、みんなで考え直してみたいなと、今回も心から思いました。

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