「保育園の事故予防を事例から考える」と題して、子どもの事故予防地方議員連盟の保育園幼稚園等対策委員会主催(高橋まきこ委員長)にて、講演勉強会を開催しました。
これまで、議連としては食の安全やマスクの安全など、重要な課題と向き合ってきましたが「ひとつの事故が起きる可能性がある園には、いくつもの事故の可能性がある」ヒヤリハットの法則も然りで、なんとか事故ゼロに近づきたいという思いで、今回の企画をしました。
皆川講師(株式会社STU代表)は多くの園からの相談を受ける中で、共通していることとして
・監査指摘や指導実績ははないことが多い
・起こすのはベテラン
などといった特徴や気になる点の見分け方などを話してくださいました。
参加議員からは「どうしたらハラスメントをなくし、風通しのよい職場になるのか」といった質問もあり、具体的に踏み込んで共に考える場面もありました。
私は、子どもに温かく接することができる園づくりが重要で、それこそが保育の質の向上だと思っています。そのためには、厳しい監査で負荷をかけたり、ペナルティとなるような評価をチラつかせて委縮したりといったことよりも、共に悩み、共に励ます第三者が重要ではないかと考えています。それが横の園同士のつながりか、園の相談者となる地域のつながりか、などと考えています。
皆川講師の提起を活かし、今後の議連委員会活動にて深めていきたいと思っています。
関係のみなさま、ありがとうございました。