中央区の小学校、中学校保護者のみなさま、オンラインで授業に参加できていますか?
本日、開催された中央区議会、区民文教委員会を傍聴しました。
中央区教育委員会は「オンライン授業のライブ配信は、これまでやってきた」とのことです。前提として「授業をカメラで捉えて配信すること」がオンライン授業と呼ぶならば、と説明しました。中央区では、この第6波で712人が陽性となり、小学校11、幼稚園3クラスが学級閉鎖、うち1園が全園での閉鎖となったとのことでした。登校を控えている児童も、小学校で4.8%(2月7日現在)とのことです。
昨年(2021年)の夏にコロナの感染第5波が到来し、オンラインとの選択ができる授業参加が進む中、中央区は「オンライン参加の選択肢がない」と多くのご要望がありました。少し振り返ります。
<中央区のオンライン授業参加へのご要望ヒストリー>
2020年4月:非常事態宣言下「家庭のデバイスで」オンライン参加のご要望
2020年5月下旬:オンラインホームルームが実施(経緯の詳しくはコチラ)
2021年4月:GIGAスクール構想の実現により、児童生徒1人1台配備(学校外からはLTE接続のみ、月に20GBまでの制限付)
2021年9月:端末を活用し、Google meetで授業に参加する個別対応事例が区内ではじまる
2022年1月:?
私へのご要望や「こんなことやれているよ!」のご報告を振り返ると、このような流れです。
では、今、感染の第6波の最中、みなさまの学校ではいかがでしょうか?
<第6波、教育長からのメッセージ>
・2022年2月4日
「欠席」として取り扱わない
タブレット端末を活用したオンラインによる学習、Google Meetの活用など多様な学びの選択肢を提示
・2022年1月26日
対面授業の補完を一部オンラインで実施する
<meetによる授業参加は出席とはならないのか?>
中央区教育委員会は「出席にしてほしいという要望がない」と説明しました。
【高橋まきこの要望】
今回の感染拡大においては、寄せていただくお声が二分していると感じています。
・第5波からオンラインの参加ができるようになっているので安心だ
・meetの参加児童が増えて、子ども達が喜んでいる
・欠席が続く中、つながりが絶えないことで子どもが学校に行くのを楽しみにし続けている
・20GBの制限や、学校端末の不足、学校回線の不安定などに困難を感じる(予想されていたけど、今、改めて実感されている課題)
・自分の学校はできない、区内ではできているところもあるのになぜか
・相談してよいということを知らなかった
・2年間は何を準備してきたのか?端末を配っても活用していない
今回の教育長からのメッセージが正しく浸透し「オンラインによる授業参加の選択肢」が、全ての子ども達に示されるように、そして授業に参加した分は「出席として扱うこともできる」ようになるように、引き続き要望を続けます。不安を抱えながら、学校に行かなくてはならないという困難を抱え込む子どもがいないように願っています。
まずは広く、子ども達や保護者の声を聴くしくみや活動が必要ではないでしょうか。
ご意見やご要望などは
高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。
中央区民のみなさまはぜひ 高橋まきこLINEオフィシャルアカウント から、直接感想をメッセージでお届けください。
★★★★★★★
中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。