いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
都民ファーストの会(都議会)若者PTのと日本若者協議会の有志メンバーと乙武さんとで、小金井市の子どもオンブズパーソン相談室を訪問させていただきました。私は二度目の訪問でしたが、以前よりももっと、温かい場になっていると感じました。
【どんなことでもいいよ】
行政の相談は一般的に「学校のことは教育委員会」「親子の関係なら子ども家庭支援センター」など、「何の相談か」を明確にして、窓口に合わせるのが一般的だと思います。でも、子ども自身の悩みに目を向けると、今は「多様化、複雑化」しているので、特定のひとつだけの悩みや相談と言えるのか、という問題もあると思います。
・どんなことでもいいよ
・秘密を守るよ
・お金はかからないよ
このメッセージを全ての子どもたちに伝えていること、そのことから、本当に素敵だと思うのです。
【子どもの権利条例とオンブズパーソン設置条例】
小金井市には子どもの権利に関する条例と、子どもオンブズパーソン設置条例施行規則とがあります。オンブズパーソンは「救済に取り組む」ことと、市の機関がオンブズパーソンに協力することが義務づけられているため、子どもの味方になって、働きかけてくれる大人がいることが心強く、相談しようというモチベーションにもつながるものと思って、憧れてきました。



【東京都こども基本条例】
中央区は子どもの権利条例はなく「東京都にある」と区議会で説明を受けてきたのですが「東京都こども基本条例」があります。
第5条 こどもにやさしい東京の実現
都はこどもの目線に立った施策を率先して推進するもの
第8条 こどもの学び、成長への支援
一人一人の個性に着目し、自立性や主体性を育むために必要な環境の整備を図る
など、明確な言葉で示されています。
東京都のどこに住み、暮らす子どもも、この条例に守られていることを実感できているのでしょうか。そのことを東京都はどのように確認しているのか、も大切だと思っています。これからも、都内の子どもたちが、子どもの権利の理解を深め、守られていると安心できる東京都であるために、議会で取り組みます。
小金井市のみなさま、ありがとうございました!


