北広島市のまちづくりを視察 北海道ボールパークFビレッジ

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

北海道ボールパークFビレッジのまちづくり、北広島市を視察訪問させていただきました。資料をはじめ、ご準備と温かいおもてなしをありがとうございました。魅力を伝えてくださいね、とのことでしたので、愛をこめてブログにて視察レポートをお伝えします!

【視察の動機】
築地市場跡地の再開発が進み、5万人規模のスタジアムを含め、これから10年間をメインとしながら大きな変化を迎えていきます。これからの都市計画にあたり、人の流れと交通問題に対して、できる限りの備えとひとりでも多くの方々と共有できるコンセプトが重要となることは、私が言うまでもありません。そのために、先進事例はひとつでも多く学び、取り入れられるところを学んでいきたいと思ったことがきっかけのひとつです。さらに晴海や勝どき、日本橋川と周辺など、区内は各地で再開発、あたらしいまちづくりが展開していきます。点ではなく線と面で、首都圏全体と世界をつなぐ観点を大切にしていきたいと思っています。

【請願駅ができるまで】
Fビレッジ目の前の新駅は「請願駅」としてJRの新駅が建設予定となっています。駅の開業はあと4年近くかかるそうですが、まちづくりとしては急ピッチです。そして請願駅なので、市として経済的な負担も大きくあります。経済効果とこれまでの住民の生活を守る観点は重要です。住む人が56,000人の北広島市に、スタジアム来訪者が35,000人というインパクトの大きさから、困難も伝わってくるところです。

【合意形成の工夫】
広域連携は重要で「オール北海道ボールパーク連携協議会」をはじめとした関係者会議や、札幌圏としての考えを共有していく場など、様々なレイヤーで協議と意思決定が積み重ねられているとご説明いただきました。市としての条例改正や町名の変更といったできることに取り組むことはもちろん大切ですが、広域連携によって北海道全体の価値や魅力を向上させる観点を大切にしているそうです。

<私と北広島市>
「きたひろ」と呼んできた、親近感をもつまちのひとつです。祖母の家が北広島市の隣接にあり、毎年、一定の期間をこの周辺で過ごしてきました。かつての北広島市と、ここ10年、そして2年間の激変とも言える変化を目の当たりにしてきました。球場・スタジアムができ、周辺のまちづくりが進み、商業施設をはじめとしながら、地域貢献とも言える福祉的な機能も包括しながら展開しています。これまでの長く住む住民のみなさま、そして季節を限定しながら一気に集まる人、さらにそれ以外でも訪れる人々。交通問題をはじめ、どのように備え、対応をしているのかが気になっていました。さらには、これから目の前に新駅ができ、また新しい人流と交通の流れが生まれようとしています。札幌至近ながら広大で空が広くて、アカデミーや温泉にアウトレットなど、身近で温かいまちが、変化とさらなる進化を目の前にしていることにワクワクしています。北海道が大好きで、私(厚別生まれ)にとっては第三のふるさとです。二拠点居住なら北広島市かな。

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