築地のまちづくりと歩行者デッキのこと 高橋まきこ一般質問

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

2024年9月19日に中央区議会にて一般質問をしましたので、ひとつずつ報告して参ります。今回のアジェンダは以下にて構成しました。★アーカイブ動画視聴はコチラ

1)築地のまちづくりと歩行者デッキのこと
2)中央区子どもの権利条例制定は否定
3)中央区こども家庭センター設置へ
4)児童館の利用時間を全区で同じにしてほしい
5)適応教室わくわく21が居場所となるために

築地市場跡地の再開発事業予定者が決まり、5万人規模のドームが話題になったところではございますが、地元区としては、日常生活や事業との両立について不安もあります。交通計画等、示されていないことも多く、今後の動きを注視しています。特にこうした問題は隣接する港区や東京都との連携も重要で、動きに合わせて、中央区も対応したり、予め意向を伝えていくといったことが大切です。

【歩行者デッキのこと】
私が今回、注目した点は中央区が考える歩行者ネットワークの整備についてです。東京都がkk線のウォーカブルデッキ整備「銀スカ」(銀座スカイウォーク)として、昨年度からイベントが開催されています。KK線は、新橋と京橋を有楽町駅上に沿った高速道路で、歩行者デッキ整備は京橋側(銀座1丁目付近)と新橋側(銀座8丁目付近)が端の出入口となります。港区は、この新橋側を汐留方面からの歩行者デッキとつなぐ整備をリクエストしており、計画に組み込まれたとのことです。では中央区側はどうなるのか。この点に疑問を持ち、今回の質問をまとめました。

【築地市場跡地からの人の流れ】
築地市場跡地再開発後の心配のひとつが、5万人規模の大規模集客施設からの人流です。特に、一斉に帰る(退場する)際の混雑の集中が懸念点の一つです。現在は、日比谷線築地駅、大江戸線築地市場駅がメインのアクセスとなりますが、いずれも地下鉄で、人流の滞留は危険性を伴うものとなりかねないものです。移動に時差を設けることはもちろんですが、帰路を分散することも重要です。そのためには、ハブ的な鉄道網としてJRの駅、最寄りとなる新橋駅へ誘導し、歩きやすい、歩きたくなる整備が重要ではないか、と私より提起しました。

【中央区の考え】
新大橋通りと晴海通りの交差点、築地4丁目の交差点の混雑の集中が懸念されています。その解消のために歩行者と自動車やバス等の多様なモビリティを「レベルを分けた整備の必要性」を説明しています。

⚪︎銀座・築地周辺「みどりのプロムナード構想」を掲げており、回遊性・連続性の観点から結節機能が重要
⚪︎新大橋通りをまたぐデッキの整備など、具体的な検討を行うように協議・調整していく
⚪︎「築地川アメニティ整備構想」との連携に向けた継続的な働きかけを通じて、歩行者ネットワークの連続性の確保に取り組む

以上のように答弁を受けました。

【これから】
築地周辺は既に各所で工事が進んでいます。今、5年後、10年後との経過において、いつでも、より安心して安全な歩行環境整備が期待されています。中央区はコンパクトがまちの魅力の一つでもあり、私も今月の始めに「中央区を散歩しませんか」というプレゼンをさせていただいたところ、聴講のみなさまから「景色が変わる様子が伝わり、おもしろそうなので歩いてみたくなった」と感想をいただいたところです。「もっと歩きたくなる」という中央区の魅力が自然と伝わり、体感いただけるようなまちづくりに、これからも取り組みたいと思っています。

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★高橋まきこ中央区議会一般質問ダイジェストは コチラ

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