大人は見守るだけ、子どもたちの居場所「あそび大学」を視察

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

以前に子どもの事故予防地方議員連盟の勉強会で学んだ、墨田区で開催されている「あそび大学」を視察訪問しました。知らずに行ったのですが、ちょうど「こどもわくわくフェスティバル」が開催されていて墨田区の子育てや青少年、教育に関わる団体が多数、集結して、とてもにぎわっていました。子どもの権利を一緒に学んでいる、大学生インターンと一緒に出かけて、話し合いながら見学しました。偶然に遭遇した、墨田区議会議員の井上さん、ありがとうございました!

【大人、口出すべからず】
あそび大学のエントランスには「大人、口出すべからず」の文字がありました。子どもたちだけの空間が、あそび大学です。大人たちは入口手前から、ガラス越しにじっと見守ります。屋内は、たくさんの木材や資材が、所せましと置いてあり、子どもたちは手に取ったり、置いたり、じっと見つめたり、カットをしたりと思い思いに過ごしています。「急いで」とか「こうしたら?」と声をかける大人はいません。その代わりに困った時にヘルプをしてくれる、大学生を中心にしたボランティアが各所にいます。

場所は墨田区にある、千葉大学のサテライトキャンパスで、元々は行政関連施設だったそうです。場所を教育の場に開き、その場に官民・教育が連携して、子どもたちをまんなかにした居場所を実現する、本当に素敵な連携・コラボレーションだと感動しました。

【子ども選挙とまちづくり】
夏休みには数日間のプログラムで、子どもたちだけの社会を実現するそうです。選挙を実施したり、通貨を考えたり、その用途を話し合ったりといったことを子どもたちで真剣に考えて、話し合って、決めるそうです。ぜひこちらも拝見してみたいと思いました。

子どもたちの目の輝きが印象的でした。汗を流しながらも真剣に取り組んで集中したり、にこにこと談笑したり、思い思いに過ごす、特別な時間だと思います。忙しく過ごす子どもたちが多いかと思いますが、たまには時を忘れて没頭したり、和む時間も大切ですね。

中央区にも、こうした子どもたち同士の場をいかに増やせるのか。その安心と安全を信じて見守ることができる大人が、どこに集うのか。ずっと考えていますが、実は区内の○○で、そうした居場所が実現しつつあるようです。先日も、子どもたちが決める姿が頼もしく、とても期待しています!全力応援!

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