いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
今年に入り、晴海フラッグへの転入、入居が始まっています。住み始めたみなさまから、以下のようなご要望が続いています。
「子どもを連れて遊びに行く場所がない」
「同じ月齢の友達と知り合う機会がない」
比較的低年齢のお子さまがいるファミリーに人気のエリアでもあり、こうしたお声は想定できていたはずです。昨年から、私は区議会で質問と要望を続けてきました。中央区からは「区の施設を活用してできることを検討する」という説明に留まり、具体的に「どこで、何が」できるのかは、まだ示されていません。残念ながら、先週の区議会でも明言はありませんでした。
【晴海フラッグで期待されている、つながりの場と機能】
中央区内の他の場所にあって晴フラにないものは、児童館機能です。以下のような場と機会が期待されています。
・赤ちゃん天国
月齢ごとにエリア分けするなど、安心してのびのびと遊べるお部屋です。
シッターやファミサポが保育をする場、ともなっており、貴重な存在です。
出会いの場でもあり「行けば知り合える」「いつも顔を合わせるうちに親しくなった」などの
声があります。テーマをもったイベントも好評です。
・乳幼児クラブ
0歳、1歳、2歳と分けられ、毎週集っています。(多いところはさらに細分化も)
その年齢の子どもに合わせたお楽しみが企画されています。
クラブの後にランチをして帰るなど、保護者同士の約束の場にもなっています。
・子どもたち同士でゆるやかに遊びに行ける場所
【大切なのは人】
保護者同士のつながる機会として重要なことは言うまでもありません。議会でも念押ししましたが、引っ越してきた地で、不安で知り合いがほしいのはみんな同じです。子育てにおいては不安や孤独を抱えることもあり、あらゆる情報が必要とされています。子どもたちにとっても、学校でも家庭でもない、第三の居場所の重要性はみんなが知るところですね。
児童館や赤ちゃん天国ではでは保育士が配置されています。ゆるやかに保育士に相談する機会としての機能も「安心できる」と好評です。
こうしたゆるやかな見守りの場は、産後うつや児童虐待防止の観点からも重要です。そして、私は児童館機能においては妊婦から通える場であることが望まれ、産前産後うつを食い止める機能を担うべきと要望してきました。
【晴海フラッグ・中央区関連の施設】
高橋まきこが居場所や出会いの機会を設けることに期待し、活用の提案をしているのは、下記の施設です。
1)晴海出張所、晴海保健センター、晴海図書館
保健師相談が身近になったり、読み聞かせの会を目的としたり、様々に集い、学ぶ機会としてぴったりだと思います。妊婦の時、産前から通いなれた場であれば、安心して子連れで参加できるメリットもあると思います。母親教室、両親学級もこちらで実施しますよね?
図書館は7月1日、それ以外は4月に開設予定です。
2)はるみらい
運営をJTBとコナミの共同体に委託しているものの、ハコは中央区の施設です。靴を脱いでのびのび遊べるスペースやボールプールエリアも好評です。授乳室などもゆったり完備されているのも魅力的。
ここに専門職、有資格者がアウトリーチとして出ていくことに期待します。保護者からは「おもちゃがなくて、間がもたない」という意見もあるため、おもちゃの出張にも期待します。ヒトとモノかな。こちらは既にオープンしています。
3)近隣の保育施設
認可保育所は私立の場合「地域貢献」となる取り組みを年に1回以上お願いしています。在園児のみならず、地域の子どもも参加できる機会の提供です。お誕生日会や手遊び、ベビーマッサージや病気ケアの講習など、さまざまに各地の開催が好評です。開園当初は厳しいかと思いますが、新入園児が落ち着いたら、こうした機会が開催されることも期待します。
私も子どもがベビーの頃に何度か引越しをしました。母親学級の仲間に助けてもらい、とても心強かったことを思い出します。電話や窓口に行くほどではないけど、誰かに聞きたいことは、特に妊娠出産や子育てではたくさんあります。専門職と共に、地域でお互いに見守り合いながら、安心して過ごせる場となるように、これからも要望と確認を続けます。決定事項はこちらで報告しますね。
ご要望を伝えてくださったみなさま、ありがとうございます。
★高橋まきこ中央区議会一般質問ダイジェストは コチラ <NEW>