子どもがのびのびと自分らしく育つまち鎌倉条例 視察レポート

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

鎌倉市を訪問し、子どもの権利条例について、制定の経緯や思い、実現と実践について、詳しくお聞きしてきました。冒頭に「その地でどのように子どもを尊重していくか」がしっかりと表現され、目的、理念、市の責務、住民・子どもの関係者・事業者の役割が明確に示されています。「子どもが意見を言える機会」と「子どもの居場所の確保」も位置付けられています。ぜひ、みなさまに一読いただけたらと思う、ステキな内容です。※子どもがのびのびと自分らしく育つまち鎌倉条例

【中央区は制定する予定はありません】
高橋まきこから、中央区議会の一般質問にて、前期となる4年間に2回の質問と要望をしてきましたが、中央区は以下のように答えています。こちらの中央区長からの答弁は2回目の質問に対するもので令和3年6月、2年前です。

都条例があるからいい、はあまりにもがっかりです。鎌倉市の条例のように、その自治体の特性や環境を生かして、その地の人がいかに役割を果たすかは、東京都任せでは不十分だと考えます。

「中央区はどのように子どもたちが育つ場を目指すのか」を私は質問してきたのです。残念。

【子どもの声を聴く工夫】
こども基本法が制定され、子どもの意見尊重が明確になり、各自治体で子どもの声を聴き、実際に区政に反映させるしくみの構築が課題とされています。中央区に関わるみなさまは、子どもの声が届き、区政に反映されていると感じますか?鎌倉市が取り組む「子どもの声を聴く機会の創出」とそれを実際に政策に反映させる努力に胸が熱くなりました。私の大学生インターンも「いかに活かされているのか」に興味をもっていると質問しました。鎌倉市では、合意形成プラットフォームを活用しており、子どもの意見聴取にもそれやSNSを活用していくことを検討しているそうです。

きっかけは市長選挙のマニュフェスト

【子ども議会を目指す!中央区議会見学会へようこそ】
私の所属する中央区議会の会派、かがやき中央では「子ども議会」の実現を求めてきましたが、未だ実現していません。これに先駆けて、昨年の夏から「中央区議会の子ども&保護者見学会」を開催しています。小学生と保護者を対象として、今年の夏も参加者を募集しています。お子様と「議会って何?」「政治って何?」の一歩として、主権者教育の会話のきっかけとなれば幸いです。自由課題や地域を学び表現する宿題にもオススメです。みなさまのご参加をお待ちしています。

中央区議会見学会参加お申込みフォーム(かがやき中央 主催)

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鎌倉市のみなさま、藤本麻子市議、ありがとうございました!
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