中央区議会の質疑応答にて、保育園と小学校のコロナ感染拡大、対応状況を確認しました。
【認可保育所】
・1月の休園状況
保育園で295人(うち職員が104人)が陽性となった
延べ、区立園は13園、私立園が35園で、区内48園が休園となった
・どんな時に休園となるのか
保育所では濃厚接触者の確認が必ず必要となるため、発症者があれば、まずは休園としている。そこから感染の広がりがあれば、その確認を含めて休園期間を設けている。
→私が保護者の方々からお聞きしているところでは、短いところで確認に要する3日程度、一般的には一週間程度というところが多いようです。
・他の代替保育の提案はないのか
認可保育所で保育が必要な方には「その園で保育を継続している」
利用の条件は「濃厚接触者ではないこと」「陰性証明」
保育所では厳密に濃厚接触者の特定ができるとは言い難いため、社会的な広がりを防止する目的もあり、同じ園の保育士で保育を実施する
・幼児のマスクはこれまでどおり強制ではない
【小学校】
・感染者と学級閉鎖の状況
1~2月で712人が陽性
小学校で11、幼稚園で3クラスが学級閉鎖、幼稚園1園が全園休園
・学級閉鎖の基準は何か
クラス内に複数の感染者、4人程度を目安にしている。陽性4人に限定せず、発熱者や体調不良者など、総合的に判断している。
・登校を控えている児童、生徒は
小学校で4.8%、中学校で10%(2月7日現在)
中学生はほぼ3年生で受験対応だと思われる
<高橋まきこの思いと要望>
保育所の休園で、その園に保育は頼みにくいと、保護者のみなさまからお聞きしてきました。
「どんな働き方なら、園の保育を頼んでいいのか」
「園の先生方を困らせるようで、負担を申し訳ない」
「感染者が出ている園の保育士に頼むのは不安」
などといった戸惑いの声があります。
●東京都ベビーシッター利用支援事業(新型コロナウイルス関係)を選択肢にしてほしい
保育園以外の保育も利用できるしくみが必要ではないかと要望しています。実際、保護者の方々から、自己負担や企業主導型べビシ(休園になるとと利用できる企業がある)などでやり繰りしてきたというお声も聞いています。
●オンラインで授業に参加できるしくみづくりを
「中央区は学校に行かせるしかないんですよね、涙」
「感染するのを待つだけですね」
という悲しい気持ちをたくさん、お聞きしてきました。
オンラインの授業参加が選択肢となり、出席として扱われるように要望を続けます。
ご意見やご要望などは
高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。
中央区民のみなさまはぜひ 高橋まきこLINEオフィシャルアカウント から、直接感想をメッセージでお届けください。
★★★★★★★
中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。