多胎児家庭支援を考える

#中央区 の双子や3つ子ちゃんファミリーの声を集めています!お気軽にメッセージをお寄せください。

#多胎育児のサポートをを考える親の会 代表の市倉さんと #WOMANSHIFT 代表の本目さんによる「#多胎児家庭への支援を考える議員勉強会」に参加しました。
最近、区内の双子ちゃんファミリーコミュニティとつながりができたこともあり、気になっていたタイミングで、勉強会を迎えました。

全国の多胎児家庭からのアンケート結果1,591件を元に、今求められる支援について、意見交換を行いました。記憶に新しい「三つ子虐待事件」は氷山の一角に過ぎません。
多胎児家庭の虐待リスクは、単胎児に比べて2.5~4倍となり、いかに追い詰められている状況であるかわかります。

問題はひきこもりとなってしまうことにあります。
ハイリスク妊婦となることから、安静となり、腹囲により足元が見えないなどの危険から、外出が困難になります。産後は、出血多量などにより母体の回復が遅れることで、また外出は難しくなります。
何人もの子どものコンディションを整えて出かけることは、かなり困難だと思います。
子どもが3歳くらいまで、外出は難しかったという声も少なくありません。

私が訴えてきた「窓口で待っていても届かない支援」がここにもありました。
「そもそも窓口へ行けないんです」という当事者の声が多くあります。
相談に行けないので必要な支援が受けられず、情報は届きません。
もちろん、睡眠時間も確保できないので、大量の書類手続きなどは諦めるそうです。
区民の誰でも、どこからでも支援に手を上げられるしくみは、必要不可欠です。

既存の制度が単胎児向けになっているという点も問題点として挙げられます。

費用負担も重要な問題です。
不妊治療から多胎児出産に至ることが多く、長期的に負担が大きくのしかかることも大きな問題です。
ハイリスク妊婦となることから、健診回数が多くなり、標準回数を超えると自費となります。
産後に育児や家事支援を利用すると、負担が増大します。
公共交通機関を利用できない(拒否されるなど)場合、タクシーとなり、負担はさらに増大します。
一時保育などを利用する際は、2人分となり、これも負担となっていきます。
また、一時保育は2名分の確保が必要で、そもそも空いていなかったので利用できなかった、という声もあります。これは区内でもお聞きしていました!

目次

国や都が、令和2年度の予算として動き出しています。

<国>
1)多胎ピアサポート事業(経験者との交流会・相談支援)
2)多胎妊産婦サポーター事業(外出・育児補助、相談支援)
3)一時預かりの多胎児特別支援加算(多胎児を預かる事業者向け)

<都>
1)とうきょうママパパ応援事業(シッター、タクシー費用補助)
2)ベビーシッター利用支援事業(認可外シッター利用時に料金助成)

正式なリリースとなりましたら、またお知らせします。
産前から続く眠れない日々の辛さを思うと、胸が痛みます。
二人一斉に泣き続ける日々は、さらに苦しいのではないかと想像します。
どう寄り添えるのか、声にして発信し、行動していきます!

#高橋まきこ #中央区議会議員 #立憲民主党 新風会 #子育て支援 #子育て #保活

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