晴海フラッグのまちづくり都議会で質問しました

11月20日、都市整備委員会にて「都市整備局」の事務事業質疑を担当しました。私が都の事業から選んで質問ができる特別な機会なので、中央区のことを中心に質問をしました。都民ファーストの会の会派では3人が所属していて、質問を分担しました。

※まきこの質疑応答は都議会ホームページから、アーカイブを視聴いただけます。

＜高橋まきこの質問アジェンダ＞
・築地のまちづくり
・臨海地下鉄新線
・高速晴海線（高速道路）
・歩行者ネットワーク
・KK線
・日本橋川再生
・グリーンインフラ
・羽田空港の機能強化
・ベイエリアのまちづくりと交通
・晴海フラッグ

今回は晴海フラッグについてレポートします。

【晴海フラッグのまちづくり】
板状棟の入居に続き、本年はタワー棟の入居が始まり、グッと行きかう人が増えたように感じています。「都市づくりのグランドデザイン」では、晴海は中枢広域拠点域に位置付けられており、「選手村は東京2020（にいぜろ）大会後、多様な人々に対応した住宅や生活利便施設などが立地するとともに、水素エネルギーが活用された、大会のレガシーが感じられる都市型居住ゾーンとなっている。」と説明されています。

＜Q＞「都市型居住ゾーン」に位置付けられている晴海フラッグ、東京都はどのような考えのもと、まちづくりを進めてきたのか？

＜A＞都は、東京2020大会の選手村の整備と大会後の新たなまちづくりを進めるため、晴海地区の都有地を活用し、市街地再開発事業を実施
・海に開かれ、都心に近接した晴海の立地特性を生かし、多様な人々が交流し、憩いと安らぎを感じつつ快適に暮らすことができるまちを目指して取り組みを進めてきた

晴海フラッグが気に入っている！という方々もいれば、騒音問題や治安への不安など、住環境が揺らいでいるという声もあります。また、都心部では特に、マンションの住宅価格が高騰しており、投機目的など、入居を伴わない居室があることや、一部住戸が民泊として違法に使われているといった点を問題視する声や報道も見受けられます。

＜Q＞都は、良好な地域コミュニティの形成を維持し、都民が安心して暮らせる都市づくりを進めていくためにどのように取り組んでいるのか？

＜A＞都は、都市開発諸制度等の適用により、地域の実情を踏まえ、子育て支援施設等の整備促進など、地域コミュニティにも配慮した都市づくりを展開してきた。今後も、地元自治体と連携し、多様なライフスタイルに対応し、安心して暮らすことができる都市づくりを推進していく。

（まきこの要望）
来年は東京湾大華火祭が、中央区と港区の連携により、11年ぶりに復活します。晴海は地区計画決定当時と今とで大きくまちが変化していて、住む人や育つ子どもたちを真ん中に、見直すべき時が来ています。東京のどこにいても、子供からシニアまで、誰もが安心して住み続けられるように、都の取り組みに期待するとともに、子どもたちや地元で働く方、住む方々の声にも耳を傾け、引き続き地元区と連携して、まちづくりを進めていただくように強く要望しています。