いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
昨年度となる令和6年度の決算審議を行う、特別委員会に委員として出席しています。私の担当は「各会計決算の第1分科会」です。「総務局」を担当し、人事部に質問をしました。都議会議員となって、周囲の方々から「都の職員さん、夜遅くまでお仕事してるよね」とよく言われます。多様な働き方が導入されているとはいえ、改善に向かっているのか、確認させていただきました。
※まきこの質疑応答は 都議会ホームページ から、アーカイブを視聴いただけます。
「東京都職員ライフ・ワーク・バランス推進プラン」が昨年に改訂されました。職員誰もが育児・介護等と仕事とを両立し活躍できる「都庁の働き方」を推進していくとされています。東京都はワークより先に「ライフ」を置いています。
【超過勤務を減らす】
民間と比較すると、都の方が超過勤務時間は多く、女性活躍推進に向けても超過勤務の縮減に取り組んでいく必要がある、とされています。
まきこQ:職員の超過勤務縮減に向けて何に取り組んだか
東京都A:
・20時完全消灯日の設定
・退庁時刻の記録徹底
・勤務間インターバル制度の強化
・業務フローの見直し
・DXによる業務効率化を促進
まきこQ2:取り組みの評価は?
東京都A:
・令和5年度の知事部局等における超過勤務時間は前年度より減少
・公営企業局は、能登への職員派遣、インバウンド増加への輸送対応などで増加
・公共としての役割を果たしながら、超過勤務の縮減に取り組んでいく

【高知県の大胆なチャレンジ】
残業代の賃金割増を50%にするという条例が制定した高知県の、大胆な取り組みが話題になっています。日本では25%増とされていますが、海外では150%が一般的だと専門有識者は話します。この意識に基づいて効率的に働くことで、総合的に残業時間や人件費の削減効果を目指す取り組みです。こちらはあくまで一例ですが、様々なチャレンジが、社会的に自治体職員にも求められているのだと思います。
<まきこの思い>
今、働いている方やこれから働こうという方々にとって魅力ある職場で、いきいきと活躍していただけたらと思っています。時短にすればよいのではなく、働きがいを実感できることが大切だと思います。
表参道にある、東京ウィメンズプラザ内に「はたらく女性スクエア」があります。こちらは「その日あった辛いこと」の相談に来所する方もいると言います。都の職員も、こうした安心できる場所、話せる場所も活用しながら、安心して働き続けられるという実感も伴うといいなと思っています。
