いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
9月30日の都議会定例会にて、都民ファーストの会の会派代表質問にて、築地まちづくりについて
質疑応答が行われましたので、お伝えします。
築地市場跡地の再開発は、8月に事業者によって事業計画が示されました。これに対応するように、中央区が地元意見を聞きながら要望事項などを改めて取りまとめている段階にあります。


【食の魅力をつなぐ】
中央区が強く求めている、と説明しているように、首都高速道路晴海線の線形や都心臨海地下鉄新線の駅、周辺のまちづくりなどの「骨格」が決まることが極めて重要です。私もこの点は共感するところで、引き続き要望を続けますが、都や関係者も必死に取り組みを続けてくださっています。但し、そのハード面だけではなく、ソフト面の継承、レガシー、歴史を未来につないでいくことも話し合いを続けていく必要があります。
2年後となる2027年には「先行にぎわい施設」(暫定施設1)が開業する予定となっていますので、時間が限られています。歴史や今ある魅力を、いかに暫定施設で活かし、工事中やそれ以降にしっかりとつないでいくことが極めて重要です。場外市場で営みを続けるみなさまも、その業態や事業の成り立ちによって、その考えに「グラデーションはある」と言います。当然のことだと思います。だからこそ、食の魅力について、目線合わせを丁寧に続けていくことが大切になります。
<都民ファーストの会からの質問>
新たな段階に入りつつある築地まちづくりですが、引き続き、「食の魅力」をはじめとする「築地らしさ」をまちづくりの中にしっかりと取り入れ発信していくべきと考えます。見解を伺います。
<東京都答弁:東京都技監>
・本事業は先進性と国際性を兼ね備えた東京の新たな顔となる重要なプロジェクト
・8月に事業者が公表した基本計画では、築地市場の歴史を継承する扇をモチーフとした景観デザインや、多様な活動の舞台となる隅田川沿いの水辺空間等を創出することとしている
・場外市場とも連携して食の専門家を入れた検討体制を構築し、築地が培ってきた食文化の更なる発展に取り組むなど、広く国内外に魅力を発信していく
・今後は、この基本計画をもとに、地元関係者とも連携して事業の具体化を図り、世界に誇れるまちづくりの実現に向けて取組を推進していく
これから、食の専門家も交えながら地域と共に、継続的に、工事に合わせて段階的にその魅力の発信が高まり、続けられていくことを望みます。ハード面の取り組みの進展については、これからの都議会でも確認を続けていきます。
※東京都「ファクトシート」FAQが更新されています

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