いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
中央区議会の福祉保健委員会にて2泊3日の北海道視察が実施されました。常任委員会では年に1回、2泊3日の宿泊を伴う視察に出ています。今回は函館市の介護事業と、千歳市の子ども子育て事業を視察しました。
【函館市の現状と課題】
ピークの時と比較して、およそ半分程になっている人口減少の課題は大きく、少子高齢化を肌で感じました。特に若い世代の女性の流出が大きいと言い、福祉の担い手の問題があります。福祉・介護において人は欠かせず、深刻な状況を否定できません。6つの事業を中心に、函館市独自の予算をつけている、介護人材確保への積極的な取り組みを説明いただきました。
1)人材確保・育成
2)資格取得支援
3)助手活用促進
4)しごと魅力発信教室
5)人材養成活動支援
6)人材等地域定着支援
7)訪問介護サービス利用者への啓発
人材確保、育成、定着や多様な働き方の実現など、いずれも難しいところですが、積極的に市の財源を活用し、より良くしていこうという強い意志が伝わる事業説明でした。
市の直営でも、様々なソーシャルメディアに投資をしながら、広く周辺自治体も含めた福祉の人材確保に努める点などは、中央区のシティプロモーションと共に、発信力を高める余地があると思います。また、子どもたちも含む、仕事の魅力を伝え続けることは、長期的視野において重要だと思いました。函館市のみなさま、貴重な機会をありがとうございました。