いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
築地市場跡地再開発は、昨年に事業者が決定し、本年8月には「築地地区まちづくり事業 基本計画」が策定されました。先日、内閣府にて開催されました「国家戦略特別区域会議」にて、民間事業者による再開発である、築地一丁目地区が「都市再生プロジェクト」に新たに追加されることとなり、築地がさらに注目を集めています。こうした各地の整備が連携し、面的に目的が実現されていくことを要望しています。12月の一般質問と11月の都市整備委員会で確認した内容についてお伝えします。
★高橋まきこ 都議会一般質問のアーカイブは こちら からご視聴いただけます（令和7年第4回定例会 ＞ 一般質問 2025.12.10）ぜひご視聴ください。議事録の速報は こちら から。
【築地のレガシー】
築地市場跡地再開発は事業者と共に進めていきますが、都として築地のレガシーとして、食の専門家を交えた検討体制の再構築や、世界に向けた発信に取り組むことを、これまでの議会にて確認しています。
＜まきこ：問＞食文化をはじめとした築地の文脈・歴史を踏まえた情報発信について、地元と一体となって取り組むことが重要と考えますが、都の見解を伺います。
＜都技監答弁＞
・都心の貴重な都有地での本事業は、都民や地元の理解と共感を得ながら進めることが重要
・都は、親子向けのワークショップや現地見学会等を実施したほか、事業者もウェブサイトを開設するなど、積極的な情報発信に取り組んできた→築地探検隊
・今後は、食文化等をテーマにしたシンポジウムの開催に加え、旧築地市場の建物一部を活用したアート作品や、子供が描いた絵画を募り、現地で展示するなど、事業者とともに、地域と一体となった取組を継続的に進めていく
・こうした取組も行いながら、 事業の着実な推進を図り、世界に誇れるまちづくりを・ 築地が培ってきた食文化の発展や世界に向けた発信等を目指し、現在、事業者において、エリアマネジメント準備会の設立に向け準備を進めている
・ 今後、暫定施設を活用し、食の専門家を交えたワークショップを開催するなど、まちづくりの段階から築地ならではの取組を進めていく
＜まきこの思い＞
未来に向かう長期的なまちづくりであり、これからを生きる子どもたちの思いや願いと共に進むように要望しています。これまでのワークショップに加えて、食文化等をテーマにしたシンポジウムの開催など、地域と一体となった取り組みの展開に期待しています。世界の都市総合力ランキングで初めて2位に上がった東京、そしてその評価では食の魅力も高いものとなっています。都民・区民のみなさまと、その変化、希望と期待を共有しながら進めていきたいと思っています。シンポジウムの詳細が公開されましたら、またご報告します。
