都立臨海青海特別支援学校を視察しました 知的障がいのある子どもたち

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

江東区青海(テレコムセンター前)にある 都立臨海青海特別支援学校 を視察訪問させていただきました。こちらは6年前に開校したばかりです。知的障がいのある子どもたちが学ぶ学校で、小学部(小学生)と中学部(中学生)があります。朝の登校から授業の様子まで、自立に向けた指導を拝見しました。

【中央区の通学区域】
特別支援学校は東京都が設置しています。通学区域(対象学区)があります。臨海青海特別支援学校は中央区もそのひとつに含まれています。江東区のほか、中央区、港区、品川区、千代田区、江戸川区も一部対象になっています。

中央区では「明石町、新富、日本橋茅場町、勝どき、入船、月島、八丁堀、京橋、築地、浜離宮庭園、銀座、豊海町、佃、晴海、湊、新川、日本橋、八重洲、日本橋兜町」が対象となっており、これ以外のお住まいで知的障がいのある子どもたちは、城東特別支援学校が学区となります。

【スクールバス】
子どもたちは、決められたバス停から乗車し、スクールバスで登校します。10を超えるコースがあり、学校には多くのバスが朝と夕方に出入りをします。全てのバスが動かない時にだけ、子どもたちが歩くように徹底されていました。その前後の連絡、共有、受け入れ準備からお迎え、教室までの引率は緊張感がありました。帰りは放課後デイサービスを利用する方が多いため、そうした民間事業者等の送迎バスに乗車して下校する児童生徒が大半とのことでした。保護者のみなさまによると、通学の際はバス停やそこまでの徒歩、乗車時間や車酔いなど、様々なことに気を遣うと聞いています。

【学校内の工夫】
教育の推進と共に、自立と社会参加に向けた育成が目標とされていることから、施設も様々な工夫がされていました。廊下に落ち着けるようなクーリングダウンのコーナーがあったり、個別のトイレ指導を待つためのベンチが備えられていたりといったことがありました。中学部の作業の指導は温かく、丁寧で就労支援への接続、学びといった貴重な場を拝見することができました。

【生徒児童が増加している】
全国的に課題とされているように、こちらも児童生徒数の増加への対応が続いています。小学部が毎年20~30名の増加を続けています。教室を分割して使用する、運動機会を確保するために多様なスペースを活用するといった工夫をされていました。教室等の確保はもちろん、少人数の指導となるため指導者の確保や就業を続けるための工夫、校長先生方の思いや願いも聞かせていただきました。

小原校長先生がおっしゃった「やさしい先生であってほしいから、安心して休めるようにありたい」という言葉が心に残っています。特別支援学校では指導者同士のチームワークが極めて重要だということでした。プレッシャーをできる限りなくし、安心して働くことができて、心身共に健やかに子どもたちを導いていただけるような運営が求められているのだと思います。男性育業(育休)取得への理解も深く、多くのことを学ばせていただきました。

大変お忙しい中を、温かくお迎えくださいまして、ありがとうございました。中央区の就学相談のことをはじめとしたご相談に活かせるように、引き続き学んでまいります。

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