わかさぽに相談してみませんか 10代の健康のこと

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

とうきょう若者ヘルスサポート(わか)をご存じでしょうか。都内に在住・在学・在勤の中学生以上の10代の方を対象にした、健康の悩み相談で、昨年11月からスタートしています。渋谷の拠点を視察訪問しました。

【ティーンのお悩み相談】
友達には言えないけど気になっていて、誰かに聞いてほしいことを相談できる場所に、と、わかさぽがスタートしました。東京都の事業で、対面の相談拠点は渋谷にあります。私は表参道から徒歩でアクセスしました。

中学生・高校生等の思春期は、心身ともに大きく変化し、自分自身のからだやこころに関する悩みや不安を抱えることが増えてくる時期です。「とうきょう若者ヘルスサポート(わかさぽ)」では、看護師等の専門職が、思春期特有の様々な悩みに関する相談にのってくれます。具体的には、月経のこと、性感染症、妊娠、性器などに関するご相談が多いそうです。

私の想像を超える、多くのご相談が寄せられていることを知りました。相談者の4割ずつが、中高生で、残りはそれ以上の年齢で、小学生の相談は滅多にないそうです。相談の9割は電話とのことで、メールは利用実態がほぼない状況です。LINE相談はこれから検討すべきことのひとつ、とされているようです。

【相談の難しさ】
必要な方に届く情報発信に課題があると感じました。この場所を知ってもらい、対面だからこそ、話せることを話してもらいたい一方で、目的と乖離して集まり過ぎることも課題となります。

どんな場所かを知ってほしいけど「あそこに出入りしているということは」と見られることにも不安があると、大学生インターンが話していました。確かに。

よく、大学生インターンから「電源やwifiがないところには行かない」と言われるのですが、単なる便利な場所になるのも違いますね。※今のところ、電源やwifiは使用不可

必要な人に正しく届くには、どんな広報手段があるのでしょうか。

そして相談電話には、繰り返す「いたずら」的なものも多くあるそうです。センシティブな内容だからこそ、丁寧に対応したいと相談員は思っているのに、残念な現実だと思いました。

【高橋まきこの思い】
丁寧に説明してくださった職員のみなさま、お声かけいただきました尼崎市議会議員の池田りなさん、ありがとうございました。好立地だけど、知らないと入ることのない場所、子どもたちが入りたくなる明るい空間など、対面相談の場所の難しさを痛感しました。

一方で、スマホの中に、あふれる程に、正しいかわからないものも含む情報があふれている今、有資格者が正しくアドバイスしてくれる、対面だからこそ得られる安心感もあると思いました。

10代から、自分の身体を大切にしてほしいし、違いを認め合うことも実感してほしい。心配する保護者に言えなくても、本当のことを教えてくれる大人に相談してほしい。オンラインでもオフラインでも、話せる、つながる接点を多く設けておくことで、子どもがひとりで悩みを抱えないでほしい。新しい取り組みが、LINE相談などの新しい接点と共に、広がっていくことを願っています。

中央区民のみなさまは 高橋まきこLINEオフィシャルアカウント から、直接感想をメッセージでお届けください。高橋まきこへのお問い合わせフォームや各種SNSのメッセージからも承っています。

★★★★★★★

中央区「区長への手紙」へ伝えて直接返答を求めることができます。高橋まきこはホームページ公開後に全て拝見しています。共感したものを議会でも取り上げています。

★高橋まきこの活動がわかる政策レポート集は コチラ

★高橋まきこ中央区議会一般質問ダイジェストは コチラ

シェアして応援する
目次