中央区立城東小学校の改築に伴い、新校舎の視察をさせていただきました。東京ミッドタウン八重洲 の再開発と共に、現地にあった小学校が包括される形で新校舎となりました。中央区の特認校のひとつで、学校選択制の対象となっています。本年度の倍率は文末のブログを参考に。施設写真の使用は不可とのことで、こちらでテキストにてお伝えしてみます。
【新校舎の施設】
正面のビル玄関と分け、柳通りに面して小学校専用の入口が設置されています。
地上4階、地下2階
2階:体育館(バスケット、バレーボール、バドミントンほか)
3階:教室、屋内温水プール(25m×5コース)、給食室、ほか
4階:屋上校庭(屋根付の全天候型)、茶室スペース、職員室ほか
5階:屋上菜園(太陽光発電)
温水プールは地域開放の予定もあるそうです。校庭は全天候型で活用しやすいと思いますが、100mが取れる長さはなく、トラック1周が70mとなっています。
【学級数】
現在は1学年1クラスですが、令和5年度(2023)から令和10年度にかけて、全学年を2学級に増やしていく予定となっています。しかし、国として令和5年度から35人学級への取り組みも進むので、今後の児童数と学級数は注意してみていくことになります。
【機能】
区立小学校として、地域防災拠点でもあります。環境に配慮した全館のLED照明や高効率エネルギーの利用や雨水利用、外部熱負荷の低減などの設計の工夫があります。
【見学などの機会は?】
残念ながら、密集を避けることが難しいことから、一般に向けた公開予定はないとのことです。例年、就学前の説明会が開催されるため、その対象学年(年長児)に向けた機会はあるものと思われます。
【特認校】
以下のブログでもお伝えしましたが、一部の特認校への希望が集中している状況が近年続いています。城東小学校は理数教育パイロット校とされています。
私自身は、どの学校の保護者からもお話を聞く機会がありますが、それぞれにいいところがあると感じています。子どもが基本的には一人で毎日通う学校です。夏休みの時間などを使って、希望の学校近くへ子どもと一緒に登校時間(8時前後)に出かけてみると、イメージが深まるかと思います。スクールバスが使えない場合の想定も必要かと思います。
特認校保護者からのお話は、今年の 育フェスCHUO (11月3日)で聞けるといいですね。