高橋まきこ 中央区議会 一般質問を終えて

中央区議会にて、初めての #一般質問 を終えました。言葉選びの誤りなど、反省すべき点ばかりではありますが、大変勉強になる機会でした。

▼高橋まきこチャンネル(youtube 直後の感想) https://youtu.be/AO56i8b2FyI

 

データはコチラから拡大してご覧いただけます

 

▼区議会 質問動画
http://www.chuo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=87

▼質問事項一覧 https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/shitsumon/R0103_teirei.html

  • 保育所待機児童対策について
  • 幼児教育・保育無償化の対象について
  • 「保育の質」の確保策について
  • 一時預かり保育事業について
  • 小学生の居場所「学童クラブ」と「プレディ」について

今回の初めての議会質問は、これまでの地域活動で声を寄せていただいたみなさまへの恩返しになるようにしようと、トピックスを考え、これは早期にほぼ決まっていました。説明するための根拠となるよう、視察へ出かけたり、情報を集めたり、講演会に参加したりと、主に8月の議会休会期間を費やして、準備してきました。

会派を代表して発言することとなっているので、会派持ち時間として、38分を頂戴していました。流れは「1回目 私からの質問(発言)およそ20分」→「理事者(行政側)返答」→「2回目 私の発言(質問なし)10分」という感じでした。

1回目の質問は、台本を準備しているのですが、質問に対する返答は事前にわからないため、2回目に話す内容の準備に悩みました。いくつか話したいトピックス、データを準備していたものの、スムーズにはいかず、この点は次回以降に活かしたいと思っています。

ここまで読んでくださっているみなさまへ向け、発言主旨とその返答を以下に残します。私の手元の記録範囲です。

・保育所待機児童対策について
特に深刻化している月島地区の1歳児の解消について、対策を問う。
→選手村跡地を活用し、晴海にこども園、保育園等1,000名規模の定員拡大を準備している。区内全体としても、早期に解決したいとは思っている。

・幼児教育・保育無償化の対象について
指導監督基準を満たさない施設も対象としていくのか、安全基準を問う。区の条例制定をもって、命を守ることができると考える区の基準を明確にすべきではないか。
→認可外を利用している人は、夜間など認可で対応できない点を目的としている人もいる。設備要件で除外するのは難しいと考える。

・「保育の質」の確保策について
こどもの健全な成長に、保育の質は欠かせない。今後どう確保していく考えか。
→園長経験者による巡回指導や研修などを引き続き実施する。保育士負担軽減に向けたICTの活用も進めたい。

・一時預かり保育事業について
勝どきは毎月100名近く並び続けている。都心の孤育て、虐待、待機児童の観点からも、希望する時に預けることができる機能が必要ではないか。
→まずは待機児童から解消する。こども園新設のタイミングで、やれることを考えていきたい。

・小学生の居場所「学童クラブ」と「プレディ」について
学級閉鎖時に学童は預けられても、プレディは不可となっており、一連の対応の差は、保幼小連携の点からも問題ではないか。
→目的が異なる施設の為、揃えることは困難である

【2回目の主旨】
・今、困っている待機児童家庭に何ができるか
・国が示す女性80%就労が達成に向けてどうしていくか
・2016年児童福祉法への「子どもの権利」明文化を捉えた保育整備が急務
・私立園への委託費は、しっかりとその園の人件費に充当されるチェックが必要
・無償化において、私立園で副食費徴収を保育士が担うのは負担である

今後も、委員会をはじめとした質問機会や、担当のみなさまとの話し合いなど、引き続き改善に向けて、声を届け、少しでも早く実現できるように尽力してまいります。非力な点は申し訳なく思っています。次回は、教育も質問したいと思っています。

傍聴やネット中継をご覧いただいたみなさま、応援してくれたみなさま、ありがとうございました!

<関連ブログ> レポート「さくらさく通信 vol.2」発行しました

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