安心と安全を支える 中央区3つの消防署を訪問しました

いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。

安心と安全を支える、中央区内にある3か所の消防署を訪問させていただき、署長をはじめ、みなさまから近況や課題、これからへの期待などをお聞かせいただきました。貴重な機会をありがとうございました。
・日本橋
・京橋
・臨港
担当エリアやそれに合わせた特徴があり、今回お伺いすることで理解が深まりました。

【消防署のお仕事と近況】

・消火活動
火災は近年増加傾向にあるとのことです。およそ半数が「電気」関係の火災ということでした。パソコンやスマホなどの機器が身近になっている一方で、こうした「思いがけない火災」が身近になっているということです。

コンセントからのコードが途中で切断され、火花が散る
プラグ周りのホコリがたまって引火
こうした発火に、ぜひお気をつけください。

日本橋消防署で伺った「放火」の増加も不安になる状況でした。どのように予防ができるのか。地域の見守りについて、取り組みを強化しなくてはならないと思いました。

★日本橋「火災による死者ゼロ」は7,644日、継続中!

・救急活動
熱中症やコロナ関連の発熱など、近年は救急搬送も多く、業務負担について、詳しくお聞きしました。搬送は多くが高齢者であるとのことで、今後は高齢化社会における救急体制のサスティナブルなあり方を考えていく必要があると感じました。熱中症予防の認知が高まり、本年は昨年よりも減少しているとのことです。

・救助活動
災害発生時などの現場における重要な活動です。安否確認までが任務であることから「どこに誰が住んでいるのか」「今はいるのか、いないのか」といった基礎的な情報をいかに共有できるか、ということに課題があると思いました。名簿は正しく提出されているのか、安否確認マグネットシートはドアに準備されているのか、など、自治体でできることや呼びかけの強化についても再考しました。

水難救助隊があるのは、臨港と日本橋。都内では6署のみで、臨港は広く東京港の安全を守るトップレベルのスキルが求められているとのことです。1m先も見えない水中での救助は、本当に過酷な環境です。

★臨港消防署 大迫力の舟艇部隊映像(youtube見てね)

このほかにも多くの活動があり、中央区ではたくさんのまちのイベントなどにも出向き、啓発や声かけなど、安全のための取り組みや訓練などが身近になるように積極的に働きかけてくださっています。

大学生インターンと体験・学習をさせていただきました

【もっとみなさまの身近に】
署長はみなさま「もっと身近に」とおっしゃってくださっていたことが印象的でした。顔が見える関係が地域の安全や安心において大切だということだと思います。相談を受ける機会や、消防署が間に入りながら住民と企業をつなぐなどの役割についても、おっしゃっていました。中央区は住民が急増していることに加えて、そもそも訪れる方も多く、近年のインバウンドの増大もあり、新しいことを取り入れながら「助ける」ことにまっすぐに取り組んでくださっている毎日を、心から尊敬しています。

<まきこ’s eyes>
みなさまのご家族など、高齢の女性に「お水を飲んでね」とぜひこまめにお声かけくださいね。東京駅に降り立つ、ご年配の女性が体調不良を訴えることが多く、その多くが「乗車前から水を飲んでいない」ということでした。「トイレに行きたくなったら困る」ということですが、結果として着いた東京駅で具合が悪くなってしまい、東京駅から救急にお声がかかるということです。

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