小児がんの闘病と学びの両立 酒井なつみ議員と共に考える

いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。

この夏に一緒に活動している学生インターンが、小学生の頃に小児がんを経験されています。当時、学校生活と闘病との両立はとても難しかったと言います。当時は担任や関わる学校の先生に、多くのことを共有しなくてはならず、その度に辛い気持ちになることもあったそうです。学校に行ったり行けなかったり。勉強についていくことが難しい内容もあったそうです。友達との関係もまた、難しい。誰が何をわかっているのか、わかろうとしてくれているのか。

これまでの視察や訪問をもう一歩進めたいと学生と話し合い、がん支援の政策に熱心に取り組んできた、 酒井なつみ 衆議院議員からお話を聞かせていただくことにしました。お忙しいところをお引き受けくださいまして、ありがとうございました!

【がんの経験】
酒井議員は10年程前に子宮頸がんに罹患して治療を受け、不妊治療を乗り越えてお子さまを出産されています。助産師としての仕事とのワークライフバランスなど、多くの葛藤や悩みと向き合い、前向きに努力を続ける姿を心から尊敬しています。議員になってからは、特にAYA世代のがん支援に取り組んでいらっしゃいます。子どもの医療費助成が終わり、個人的に医療保険に加入するまでの間の世代の負担や戸惑いについても、聞かせていただきました。

【カウンセラーの役割】
高校生はカウンセラーが果たす役割が大きいと言います。ご自身の味方になって話を聞いてくれたり、自分の気持ちを言語化したりといった大切な役割だと言います。相談、助言、指導などで支えてくれる心強い存在であったそうです。自分自身もそうした支える大人になりたい、これからも子どもたちのためになりたいと、大学受験や資格取得を目指し、努力をされています。

【闘病と学びの両立を考える】
高校生の保護者の方からもお話を聞きましたが「家庭、学校、医療」の三者が一体とならないと前に進むことが難しいと教えてくださいました。

今はGIGAスクール構想で1人1台タブレットがあり、環境や学習内容によっては病院の病室からでも授業に参加できることもあるとお聞きしますが、誰が子どもの意見を聴き、ひとつでも多くのことを実現するための連携のハブとなるのか。そして学校の友達がどのような理解をすることができることなのか。

酒井議員はがん教育について教えてくれました。周囲の理解も必要であることから、小学生から学習指導要領に含まれるようになったとのことです。
※参考 文科省「がん教育

地域医療との連携も重要となる中、悩みを隠す文化や、身近な人々の理解など、葛藤を抱える場面もあるものだといいます。私ひとりの理解もそれに含まれる中で、どんなことができるのか。まだまだチャレンジの途中ですが、まずは目の前の学生を全力で応援します!

改めて、なつみさん、貴重な時間をありがとうございました!

<学生の思いを聞いてみませんか>
中央区のみなさまは 育フェスCHUO で、学生からお話を聞いていただけたら幸いです。子どもの声が届き、希望を持てる社会のために、一緒にできることを考えるきっかけになればと願います。学生が思いを伝える「レモネードスタンド」をお楽しみに。

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2024年10月27日(日)明石小学校の体育館にて

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