いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
昨年度となる令和6年度の決算の認定を目的とした特別委員会に委員として出席しています。私の担当は「各会計決算の第1分科会」です。都政は幅が広く、各会計決算だけで第1~3までの分科会があり、その他に公会計の決算委員会もあります。今日から会派メンバーで分担しながら、質疑応答を重ねていきます。私の本日の担当は「政策企画局」で、今回は都政広報と都市外交をテーマに質問をしました。※まきこの質疑応答は 都議会ホームページ から、アーカイブを視聴いただけます。
【情報の窓口として】
・ホームページ
都政の情報を得る基本は、東京都のホームページであり、誰にとっても見やすく、使いやすいことが重要です。しかし、情報過多により、正しい情報へのアクセスが難しい、探せない、といった声も多く寄せられています。
東京都は、R6年度に各局のホームページを統合し、構成やメニューの統一を図り、アクセスが改善されました。ユーザーテストで97%の到達は素晴らしいと思います。
・SNS
そして情報はホームページに「ある」だけでは届かず、プッシュ型、届ける工夫が必要です。都では、XとLINEの公式アカウントを「防災」「子供・若者・教育」など17のカテゴリーに整理、関心に応じて発信しています。R6年度はXの総閲覧数が1億回を超えたとのことです。


【都市間外交】
東京都と海外の都市との二都市間外交も、ニューヨークをはじめとして積極的に行われています。都市間の連携によって、気候変動の影響を受けた自然災害への対策などに対する協力関係も深められています。
国際ネットワークである「G-NETS(ジーネッツ)」では、東京消防庁がソウルやシンガポールのデジタル技術の導入状況等を視察し、技術力の向上や業務の効率化に役立てたほか、海外都市が都内スタートアップと連携するプロジェクトを立ち上げ、昨年度はヘルシンキ市における建築物のCO2削減やナイロビ市の洪水対策について、社会実装につながる実証を行ったとのことです。
2027年には「国際経済オリンピック」の日本開催が決定しているとお聞きしています。このような「若者と世界」がつながる機会も増えていくように、要望しています。
<決算の質問1日目を終えて>
決算書を読むことに加えて、質疑応答を重ねることで、事業やその評価への理解が深まります。特別委員会の質問が続きますので、準備していきます。