いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
札幌市民交流プラザ内になる、札幌市図書・情報館を視察させていただきました。大通駅が最寄りで、テレビ塔近くの好立地が魅力で、ビジネス利用の方々の集いと交流の場になっています。
【貸し出しをしない理由】
図書館は誰でも来れてハードル低いことが魅力のひとつだと言います。いつでも最新の本を手に取れるように、貸し出しはしないということです。貸し出しをすれば、その間は他の方が読めない時間となり、年間でみれば、その本を読める人は何人かに限定されてしまうことになるとのことです。確かに。
「会話をしてもいい」という特徴も貴重です。
知識になる前にまずは頭の中にある、とのことで、イベントを多数開催しながら、交流と集いを大切にしているそうです。そのイベントの告知も、整然と決められたレイアウトを中心に伝わりやすい内容に工夫されています。
【はたらくをらくにする。】
まちの中心部で、働く人に寄り添う課題解決型としていく方向性で運営されており、選書も近隣の企業で働く方々からのアンケートも参考にしているとのことでした。フラッと立ち寄って、ビジネスや暮らしの相談ができることも魅力のひとつです。各種専門家による相談日もカレンダーになっていて、図書館職員が伝えてはならないとされるアドバイスはそうした外部の方につないでいるそうです。


<まきこ’s eyes>
市民からの陳情を受けてつくった図書館ということで、市民の思いが込められている成り立ちもステキだと思いますが、建物全体として働く人や訪れる人、住む人が集う場となっている点が素晴らしいと思って、私はこれまでも活用してきました。カフェと図書館がつながっていたり(読書や返却棚など)、劇場のコンテンツと図書が連携していたり、ここでしかできない場づくりが貴重だとも思います。誰からも愛される図書館は、新しいチャレンジを続けていることに、大きく学びました。館長をはじめ、みなさま、ありがとうございました。


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