いつもありがとうございます 都議会議員の高橋まきこ です。
8月4日に開設されます「自立援助センター中央寮」を視察させていただきました。ご案内のみなさま、ありがとうございました。
【自立支援センター】
道路や公園、河川などでの生活を余儀なくされている方々に対して、東京都と特別区にて、路上生活者の社会復帰に向けた支援を行ってきました。「路上生活者対策事業に係る都区協定」(平成20年4月1日締結)に基づき、23区を5ブロックに分け、各ブロック内に1か所、自立支援センターを設置することとされています。
【中央寮】
・5年間(令和7年8月~令和12年8月の間)が、中央区に設置されます。
・第1ブロック(千代田区、中央区、港区、新宿区)に所属しています。
・寮生活は最長でも6か月とされています。
・50名、完全個室
自立のためには就労が必要なため、寮生活では就労相談もできるようになっています。嘱託医のしくみもあり、必要に応じて、看護師や医師による診察もできます。
【ホームレスの現状と課題】
都内のホームレス数はH16をピークに減少を続けており、R6は624人でした。一方で長期化、高齢化が顕著です。一方で、ネットカフェを利用するなど、若い世代を中心に「見えにくい」ホームレスが課題となっています。※東京都ホームレス対策

【地域とのつながり】
社会で自立していく過程において、地域とのつながりも重要です。中央区は「地域連絡協議会」を設置し、地域との連携を図っています。これまでの設置自治体では、地域のイベントや防災訓練など、地域の担い手として、退所後もつながりを続けている方もいるとのことでした。
初めてのことで不安を感じる方がいるかもしれませんが、地域のみなさまにご協力いただけましたらと思います。
<まきこ’s eyes>
生活を変える、ことに抵抗や困難がある方々にとって、寮に入るとか、就職すること、は大きな決断だと思います。若年世代が多い第1ブロックの特徴もあり、限られた寮生活の期間ですが、中央寮や地域とのつながりから、一歩を踏み出すきっかけとなればと願っています。

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