いつもありがとうございます 高橋まきこ です。
丸ビルで開催されている「違いを知ることからはじめよう展」を視察させていただきました。27日まで。催中で、どなたでも無料で展示を体験することができます、ぜひお出かけください。こちらのイベントはツムラ主催で、東京都と千代田区が後援しています。男性スタッフや関係者が多いので入りやすく、知識を得たい、痛みなどを理解したい男性にもオススメです。
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東京都「フェムテック導入による職場環境の整備等奨励金」の本年度お申込み期限は7月31日まで、です。
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one more choice プロジェクトでは「生理のつらさを我慢しなくていい社会へ」をメッセージとして、誰もが我慢しなくていい社会を目指して取り組んでいます。今回の「違いを知ることからはじめよう展」では、一人ひとり違う生理やPMSに伴う症状を「見える」「体感できる」ように、たくさんの工夫がありました。女性の8割が「我慢している」とのことです。

・生理痛体験(株式会社リンケージ)
こちらはパッドをお腹にペタッと貼るだけです。更衣室もあり、安心して体験できます。弱・中・強とありますが、私は弱でも驚く程の痛さでした。お隣の男性もびっくりされていました。
・マンガで楽しく理解する(モアドア)
対比された漫画でわかりやすく理解が深まります。そして親近感。
・お部屋という空間
重たい布団やコートなど「印象」が身体で理解できるモノがあります。自然と目が閉じる鏡は、まるで私の日常のようで、とても共感できました。女性のみなさまであれば「あるある」が何か、みつかるおもしろさもあると思います。



【生理休暇の現在地は?】
みなさまの勤務先は生理休暇を取得しやすいと感じますか?フェム休や、ウェルネス休暇など、女性だけを問わない呼び方など、企業の取り組みが進んでいると感じますが、実際にはまだ取りにくいという声も聞きます。
そして高校生の話では「生理痛を理由に何日も学校を休む子が進学に困難を感じている」「学校を休まないためにピルを飲まざるを得ない」というお話もありました。文科省が大学入試で生理による体調不良で欠席した場合に配慮を求める通知を出したことが話題になりましたが、まだまだ日常の実態には困難が残っているのだと、学生の話からわかりました。
会場の思いを伝えるメッセージカードに「ひとの辛さを理解する」「自分を大切にする」とありました。フェムテックからはじめる、やさしさの輪を広げていきたいと思っています。貴重な体験を、ありがとうございました。
★フェムテック地方議員ネットワーク 地方議員の学び合いの場をつくりました。参加希望の地方議員の方は、高橋まきこのお問い合わせフォームからお知らせください。
